Core Ultra 5 338HのArc B370 iGPUが、RTX 4050のノートPCに近づく

VideoCardz.comとNotebookcheck原文の記事である。


Core Ultra 5 338Hは発表されているPanther Lakeの中で唯一、Xが付かないにもかかわらずArcブランドが付いている製品である。
以下の表を見れば分かるが、Core Ultra 5の中では一番上になる製品だ。
CU5_338H.png

スペックの差はXのArc B390/B390 Proと比べるとXeの数が2つ少ない10Xeになり、メモリーの最大スピードがLPDDR5x-9600⇒8533に下がっている。また、GPUの最大クロックも100MHzほど下がっている。

それでも、かなり良いiGPU性能が出るぞという記事だ。
Arc B390の評価はかなり良かったので、当然かも知れない。Notebookcheckの記事ではCPU性能も評価しており、その性能はかなり良い。
Ryzen AI 9 465やCore Ultra 9 285に劣るものの負けていないようだ。

GPUについては、3D Mark Time SpyとFire Strikeで一部のRTX 4050搭載ノートを上回っているようだ。具体的にはDell XPS 14 2024 OLEDをES版のB370が上回っている。 ただIdeaPad Pro 5 16IMH G9等には負けているので、Laptop版の4050に対して、B390及び370はほぼ互角に近づくまで性能が追いついていることが分かる。尚、B390と370の差は11~13%ほどあるようだ。

一方でSteel Nomad Scoreでは全面的にRTX 4050には劣るようだ。
こちらは、さらに差が広がりB390と17~21%の差になる。

あくまで、これはES版での評価なので、製品版ではTDP(基本は25WだがMTPの可動枠が調整出来、Default TDPは下げることも出来る)の可変枠を筐体の熱量に合わせて調整出来るので、その影響で下がったり、多少上がる可能性もあるかもしれないが、ついにRadeon 8060Sではない、IntelのiGPUがゲーミングを熟せるdGPUに本格的に追いついて来たと言える。

尚、記事ではメモリーの速度は規定で電力は35W枠だったようだが、メモリーの容量について起債がない。たぶん32GBだと思うが、これが64GBや96GBになると高解像度での評価が変わるかどうかが気になるところである。とはいっても、メモリー価格が以前とは比べものにならない程上がっているので、96GBで多少性能が上がっても、価格の割には全く合わない時台になってしまったけれど。