AIはバブルか?バブルじゃないか?…… 実際はこの論争が既にバブルの兆候または真っ只中である。
TechPowerUpの記事である。
Wistronの会長が、AIはバブルではないという発言をしたという記事である。Wistron Corporationは緯創資通股份有限公司という台湾企業で、ODMベンダーの1つである。主にPC関係と医療関係など、情報通信関連のODM製造を引き受けている。
この理由は25年より26年の方が販売が伸びるからという事らしい。
ただ、この記事の結末には面白いことが書かれていて、過去のバブルでは、経営陣がバブルであることを否定し、それがバブルになるまでそうだったが、今回は違うのかもしれない。
と終えているのが印象的である。実際にその通りであると言える。バブルというのはバブルではないと否定している段階で、既にバブルである可能性の方が実は高い。そもそもバブルじゃないなら、誰もバブルだとは言わないし、バブルの憶測が出はじめたら多くの人は、かもしれないと感じるようになるわけで、かもしれない状況は弾けるかどうかは分からないが、既にバブル入りしていると一部の人が思っていることを意味する。
即ち、これはバブルであると言える。後は、そのバブルがどのぐらいの大きさで弾けるかだろう。より、商品購入などに伴う債務が大きくなり、収益の目処よりも、債務の返済に関わる利回りなどが増えてから、弾けるならバブル崩壊は資本や投資資金の逆回転を大幅な速度で開始するだろう。一方で、小さな内に潰して、小規模な破綻や債務処理で済む企業が多いなら、小規模バブルだったと思われはしても、短期間で終息するだろう。
この辺りは、この先物価がどこまであがり、一方で金利がどのようにコントロールされていくかによるが、市場金利がさらに上がり、物価も高い水準で上昇を続け、AI投資を債務に頼る状況が加速するなら、より大きくなって大きく弾けるだろう。ただその影響が、どの会社に存続の危機をもたらすかは、会社のAI関連依存度と債務状況次第である。債務が大きく、AI依存度が高いとAIバブルが弾ければ、その会社は大きな損失を被るだろう。逆に、債務が少なくAI依存度が低いなら、影響は軽微に止まるはずだ。
