値上がり続くDDR5から、DDR4、DDR4からDDR3へ …… 一部でさらに巻き戻されるPCプラットフォーム
wccftech.comと原文のVideoCardz.comの記事である。
これ、wccftech.comでは、2010年代に戻るというタイトルで、DDR3マザーボードの売上げが中国などの一部市場で大幅に伸びたという内容である。もっとも、DDR3マザーは既に生産が少なかったので、全体のシェアは僅かなようだが、RAMが不足する以前と比べると2倍~3倍に増加したそうだ。それに伴いIntelの第6世代Core(Skylake)から9世代Core(Coffee Lake Refresh)までが売れているそうだ。
ちなみに、これらは既に生産されていないので中古品または、ジャンク品、新古在庫の処分と思われる。VideocardzではX99 HEDTマザー(元々DDR4のはずだがDDR3版があるようだ)とXeonを組み合わせることで、低コストで且つ沢山の入出力を備えたPCを汲み上げられることが人気の理由とも書いている。
もっとも、DDR3プラットフォームは性能面でそれほど高い性能ではない。そのため性能アップ目当てだとまず買わない代物である。
故障した時の買替えとして考えても、価格が安いからお得とはならないし、一部売れ残りや在庫の新古があるかもしれないが、大半は中古、良くてもリフレッシュ品やリビルド品になるので、世界各国で今後売れ行きが大幅に伸びる可能性は低いだろう。
まあ、80年代中後半~96年頃までのix86~iDX4、Pentium~Pentium IIIぐらいの頃のように、オーバードライブや下駄換装で最新のプロセッサーでも載せられる仕組みが作れば、CPUと下駄だけ買って古いプラットフォームに新型のプロセッサーを載せるという荒技が産まれるかもしれないけれど…… BIOSの対応と電気互換には特許が絡むので、昔のように互換メーカーがIntelやAMDなどの許可なくリバースエンジニアリングを行って、対応した下駄を履かせるのは難しい。形や大きさも物理的に違うから、ソケットやヒートシンクの固定をするリテンションバーに当たるだろうから、それも問題になる。
というわけで、中国市場などでは何らかの理由でDDR3マザーも売れているようだが、これが世界市場で広がることは無さそうだ。
DDR3で用途が敵うユーザーには魅力的ということである。
