バリ島で男子生徒ら集団万引きか、防犯カメラ映像が拡散 京都の大谷中学・高校が「窃盗行為」謝罪 …… がっかりなはなし

J-CASTの記事である。


海外に修学旅行や研修旅行にいって、窃盗事件を起こして……という事件がまさか日本の学校で起きる時代がくるとは思わなかった。もっとも、国内の修学旅行でも、万引き・窃盗事件がゼロと言うことはないはずなので(昔からそういう事件は国内でも起きている)、海外旅行だから起きないなんてことはないだろうから……ある種、日本人学生は真面目で海外では事件を起こさないという性善説を信じている我々国民が阿呆だったということだろう。

既に、学校側に対しては世間から厳しい目で見られているようだが……学校側も彼らの処分をすることになるだろうし、場合によっては現地で司法対応されるか、国内に帰国してから逮捕されるかのどちらかになるだろう。軽はずみに行ったのか、常習的に行っていたのか知らないが、彼らが思っていた以上に、万引き行為や、海外で日本人や学校などのイメージに対して、毀損するような行為を犯すことに対して、世間の目が厳しいことだけはこれで理解出来るだろう。

<肩書きを背負うことの意味>

というのは大事だ。
これは、学生さんでも普通は学校外のイベント、スポーツの大会とかに出たりするなら、校長や教頭などが話すことがあるはずだが、聴いていない輩も多いかもしれない。これは大人になっても付いて回ることである。会社で働けば、その会社の社員としての肩書きが出来るし、結婚したり、子どもが生まれたりすれば、家族に対して責任を持つという点で、親や家族の肩書きが付く。

その中で、誰かが問題を起こしたら、その肩書きの中にいる他の全ての人のイメージが悪化するのだ。凄く分かり易く言えば、日本では一部の人々が外国人観光客とかを強く卑下しているが、あれは質の悪い観光客が1000人の中に1人でもいて、その人が事件や事故を起こせば、外国人はこれだから悪いのだという話になるのと同じだ。

これが、学校のイベントで事件を起こせば、その学校=悪い学校となるし、その学校の生徒が海外で事件を起こせば、日本人はとか、日本人学生の学校の研修旅行は……という風に見られるのを人々は恐れるので、事実を知った国民から学校の品行を問われることになる。即ち、本人だけが責められるわけではなく、学校に属する人に非難が及ぶのである。

そうなると、当然だが事件を起こした当事者は、それが不可抗力ではなく自ら意識してやったなら、針のむしろに座るのと同じことになる。これは、下手すると学校だけではなく、個人の家族にまで影響が及ぶかも知れない。

だから、肩肩書きを背負って行動する場ではより態度に品行方正さが求められる。まあ、まだ学生だから良かったと言えるかも知れない。少なくとも、学校が最終的に退学など厳しい処分を決定するかもしれないが、少なくとも学生である間は守ってはくれるはずだ。何故なら、教育不行きとか、管理不行き届きという学校側の責任でもあるからだ。


これは、窃盗に限ったことでは無く、社会にとって悪い行動をすれば全てにこの肩書きとか世の中での自分の立ち位置に対して、世間はその周りのものや、肩書きの元になる組織に対してのイメージを悪くし、批判するようになる。だから、お天道様の下で真っ当に生きていきたいなら、一時の快楽とか、一時の悪さ、悪友との悪事に載せられないことである。それは、自分自身「だけ」のためではない。あなたを信じてくれる周りの人が、あなたも含めて不幸になることもあり、1度でもそういうことを起こしてしまえば、信じてくれている人も、疑心暗鬼になり、あなた自身の心を傷つくからだ。

善性というのは、ピュア(純真)であるが故に、悪意に染まっていくと抜け出せなくなることも多い。負い目が傷を増やすこともある。若いとそれがかけがえのないものだと気が付き難いが、こういう事件を起こした子達が、これを機に善性というものがどれだけ貴重かを知り、バレなければ問われないからと、窃盗とか事件といったものにこれ以上染まらないことを願う。


もっとも今の日本は、社会的に衰退しているから、これを許す包容力も年々落ちてきているので、結果的により大きな犯罪者になる危険の方が今は高くなっているかも知れない。これが、そういう人を増やす元凶ではないことも願っている。