NVIDIA Geforce RTX 5090/5090D/5080の故障・不具合問題の調査を開始 …… 不具合報告が無視できなくなった模様。

wccftech.comの記事である。


PC Gamerの取材に対して調査を開始したと回答したらしい。また症状の多くは最新のドライバー572.16をインストールした段階で生じているようだとも書かれている。(どうも一部40系でも症状が出たと言う報告があるようだ)
尚、発生している症状としては、

・画面が黒くなり表示されなくなる
・運用中にシステム・画面がクラッシュしてしまう
・GPUを認識しなくなる
・GPUの動作が著しく低下する(PCIeの接続モードが5.0や4.0より下になる)

これらの症状が断続的に発生したり、常に発生し一時的に解消したり、高い負荷を与えたときに発生したり、解像度やリフレッシュレートを変更したときに発生したりするというものである。

PC Gamerの記事では、とにかく症状が発生した場合に限らず、RTX 50系のインストールをする際は、新規にインストール(クリーンインストール)することで改善される可能性があることを記載しているが、現在NVIDIAも調査を始めたことを明言したと示している。

尚、Blackwell 2.0では572.16(Game Ready・Studio共通)より以前のドライバー供給がないので、このドライバーをさらに古いバージョンにロールバックすることは出来ない。そのため、これまでNVIDIAのGPUを使っていた人が、50系を導入する場合は、予め既存のドライバーを削除してから、入れ直すのが問題の発生確率を抑えるのにベストだろうと記事は書いているということのようだ。