8GB VRAMではもう足りない時代が迫る!?…… ベンチマークで性能不足が明らかに。
wccftech.comとVideoCardz.comの記事である。
これは、PC Games Hardwareが行ったベンチマークの結果らしい。実際のテストはRadeon RX 7600(8GB)と同XT(16GB)だったようで、テストした20のAAAゲームのうち6のゲームで2割以上の性能低下が見られたようだ。それに加えて、当たり前だが解像度が上がる程VRAMの必要量が増えるので顕著に性能が低下するという特性も見られている。
これからゲーム目的でdGPUを購入するならば8GBよりも12GBや16GBなどのVRAM容量を最小条件にしていかないと、フレームレートや画質などを求めるゲーマーには時代遅れが迫っているとしている。VideoCardz.comの方は、2025年のゲームには向かない(不十分)としているほどである。
まあ、元々VRAM容量はNVIDIAのAda Lovelace(RTX 40)でSKUのステージを一つ繰り上げたことで、減ったという流れがあるが……少なくとも日本では10GBオーバーの製品は、ゲームだけに使うには価格が高い状況にあるので、そうはいっても買いたくても手を出せない人も多いかも知れない。
RTX 20や30のころの勢いが続いたなら、今はゲームが使うVRAMも16GBが主流だったのだろうが、ゲーム会社も高画質への流れを少し抑えてきているので、実際にこの記事のとおりにこれから一気に10GBオーバーのVRAMじゃないと性能が落ちるゲームが増えていくとはいかないだろう。

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