NEC、直販モデル「LAVIE Direct DT」&「LAVIE Direct DT Slim」発表…… 未だRaptor Lake Refreshで、GPUにA310ってマヂ?
久々にASCIIとPC Watchの記事である。ちょっと新製品としても酷いなと思ったものである。
NEC-PCがデスクトップPCを発表したのだが、凄かった。いろいろ酷いという点で。
Arrow Lake-Sが不甲斐ないからなのか……は分からないが、製品はRaptor Lake Refreshである。Core Ultraではない。
Raptor Lakeは、vmin shiftの問題があったこともあり、売れ行きが急激に悪化した品である。それもあってLenovoグループ内では在庫が沢山残っているからかもしれない。今日本は物価高の影響でPCパーツの価格も上がっているし、ちょうど良い処分の場所がNEC PCなのかななどと思ってしまうが、そこまではまああるよなと思った。何せ、Arrow Lake-SはCPUなどのチップレットをTSMCに製造委託しているので、生産コストも高いし、単価も高いし、マザーも変わるが性能が期待ほど良くなかったからだ。
本当に驚いたのはビデオカードである。dGPUにA310が選べるぞって……そんなのチョイスして買う人いるの?と…… それならGTX 1050か、Geforce GTX 1650、RadeonRX 6500辺りをどっかから拾ってきたらと思うぐらいには、ね。
ビデオカードぐらいはBattlemageベースのArc B570ぐらいにすれば、救いようもあるが、A310ではGeforce GTX 1050にもゲーミングだと(実際にはそれに限らない)劣る水準である。エンコーダーやデコーダーは優秀だぞってことなのかもしれないが、本当に「これがしんせいひん・だ・と!」と衝撃を受けた次第である。
PC-9800とかの栄光を知るNEC ブランドを愛する情報弱者狙いなんだろうな。なんか、NECのPCを使ったこともある身として言えば、こういうブランドの消費は寂しいなと思った次第である。
まあ、このLAVIE DTのGPUが酷いスペックなのは、筐体が中途半端な大きさであるというのも理由だろう。電源容量も中途半端になり、PCIスロットの寸法も中途半端になり、外部電源も制約があるなどの理由で、載せることが出来るdGPUなども現代のdGPUとして見ると明らかにスペックが足りないものになるのだろう。まあ、購入者のdGPU需要が大きいなら今後、DTの筐体はArrow Lake-S世代以降で変更されるかも知れない。
