Snapdragon X Plus発表……但しパソコンとしての登場は今年”後半”以降

Wccftech.comとケータイWatchの記事である。


PCとしての製品が出たわけでは無く、あくまでブランドが発表されただけである。

現時点で公開されているのは、X1P-64-100のみである。既に昨日記事を書いているが、このあとにさらに少なくとも2つ追加される可能性が高い。しかし、製品も少なくともEliteぐらい出てくるのかと思ったが出て来なかった辺りが、やっぱりこの会社はダメだなと思ってしまった。PCは製品発表=製品を顧客に届けることが出来る日か、それが確定して日付が決まった日である。

即ち、発表したらその日には店頭にあるか、それが無理でも、何月何日に店頭に並びますよという日に発表しないといつまでも登場しない製品に見えてしまう。実際にはスマートフォンのSoCもまだQualcommしかAndroid最速はないから許されているだけで、発表後店頭で商品を手に取れるようになるまで、最低3ヶ月~下手すれば半年から9ヶ月かかり、その3~9ヶ月には次が発表されるとか自分で自分の首を絞めているとか思えない。これが、ある意味、純粋な組込メーカーだった企業の空気が抜けていないということであろう。


過去にも書いたがベンダーと一緒に発表タイミングを探るようにすればもうちょっと上手く売れる可能性があるだろうに……

それはともかくとして、Wccftech.comを読むと分かるが、Eliteとは別にPlusを出したのは、Eliteが高くなりそうだからである。Plusでお値打ちにすると言うわけだ。但し、PlusではGPUやCPU性能が0.8倍ぐらい?まで下がるので、それを許容できるかどうかが重要になる。示されている性能が正しいならば、きっとそれでもオフィスワークやネットの作業ぐらいなら十分な動作をするだろう。ゲームの場合は、新しいゲームだと30fps(画質設定「低」であればEliteなら多くのゲームで1080-30fps以上)を下回ることもあるだろうとWccftech.comの記事では書かれている。