最初に交換不可を浸透させたAppleがバッテリ交換対応のiOSデバイスを開発・開発中……他社も乗り遅れたら不味いよ。

TechReaderの記事である。


AppleがiOS向けデバイスに交換可能なバッテリーシステムの導入を検討しているようだ。その特許を申請したようで、差し込み型のモジュールスロット式で、サイズをある程度統一するものであることが新しい。そのため、サイズがいくつかあるようだが、そのサイズがあっていれば、スマホ、キーボード、パソコンなどで同じバッテリーが使えるというのもこのシステムの特徴となるようだ。

いわゆる一次電池における単一~単六電池のような仕様統一をAppleは自社製品に対して狙っているようだ。
これ、Appleが始める前に、日本や韓国、米国、中国、欧州の家電を製造するメーカーで共通仕様を出してくれれば、良いのだけど。

ただ、記事の後半はイヤホンのバッテリーについての話が書かれており、それが殆どを占めている。結局のところ小型なイヤホンではバッテリー交換が出来ず、数年でバッテリーがへたれば買替え(修理サポートが終わっているとバッテリー交換も出来ないので)が必要になる。そうして、ゴミになる。数年で何億というイヤホンデバイスが製造されている中で、その環境コストの大きさについて、そして人々が買替えねばならなくなる費用効果(経済性)の悪さを嘆いているのだ。

とはいえ、小型化を求めるとバッテリー交換は難しい。そのため、使うユーザー側もある程度、不便を受け入れる変化が求められることも書かれている。