SSD向けのNANDフラッシュ、Samsungは290層のV-NANDを今月量産へ……来年は430層を準備中。HDDには脅威かな?

tomshardware.comの記事である。


SSDの多層技術は数年前まで100層にも満たなかったがもう290層である。そして、来年には400層を超えるそうだ。
Samsungはこの24年の世代を第9世代V-NANDとしているようだ。そして来年は10世代になる。430層である。これは、来年の段階で業界トップの積層数になる見込みだ。ただ、他の企業も300層クラスを来年には出す見込みのようだ。

セルの記録価が同じで同じサイズのダイなら、290層のダイに対して、430層は約1.4倍程度の容量増加になるだろう。もし、10TBのストレージがあるなら、それに430層を使うと14TBになるわけだ。

実際にはまだそうなっていないのは、物価高の影響で容量の増加によって下位のラインの価格が崩れるのを防いでいるからと考えられる。ただ、そろそろ変わってくるかも知れない。もしも容量の増加と価格の下げの両方がやってくると、HDDの立場はさらに追い遣られるだろう。私としてはHDDに生き残って欲しいが、もうフラッシュメモリーが本気でHDDを駆逐する積もりなら消えていてもおかしくないのではと思う今日この頃である。HDDは価格を下げて対抗する積もりもないようだし……それをやるつもりも無い間に、だんだんとそれが出来るだけの量産効果を失い始めていて、その間に半導体メモリーは着々といつでも本気出せばHDDを駆逐できるところまで準備が整ってきているのだから。