AMDがFidelityFX Super Resolution 3.1 を発表……アップスケーリング技術をフレーム生成から分離し、VulkanとGDK対応。

TechPowerUpとVideoCardz.comの記事である。


AMDがGDCでFSR3.1を発表した。内容としては、FSR3対して、画質の改善(flickerの低減とゴーストの低減)によって細部や輪郭の質がシャープで綺麗になるようだ。
それから、FSR3で統合したAFMF(AMD Fluid Motion Frames)に基づくフレーム生成技術をアップスケーリングから切り離し、DLSSやXeSSとも連動できるようにしたそうだ。これで、FSR3.1をIntelやNVIDIAのGPUでも使えるようになるということのようだ。

それから、Vulkan APIとMicrosoft Xbox Game Development kit(GDK)に互換対応することで、ゲームアプリケーション開発が楽になる仕組みを取り入れ、FidelityFX APIのバージョンアップによってデバッグの効率改善を図ったようだ。

これによって、今後NVIDIAやIntel、または他のArm系SoCなどの製品でもこれによる恩恵が受けられるかもしれない。
これが3.1の改善点である。これらは、ソフトウェア側の対応も必要なので、今後ゲームなどのソフトウェアが対応していくと、NVIDIA AmpereやIntelのArcなどでも使えるようになるかもしれない。