関東でM5.3の地震……茨城県南部深さは50km…… 震源地は茨城県坂東市沓掛付近。
この地震では緊急地震速報も出たようだ。まあ、地震の大きさから考えると被害は殆ど出ないだろう。
ただ、家の中などにいてじっとしていると怖いかもしれないだけで……。
M5.3で深さが50kmなので、規模としては中規模であり、本来なら震度3-4クラスになることが多い規模だ。
震度5弱になったのは、震源となる場所の地形や地盤の影響で減衰しなかったとかそんなところと思われる。
減衰しないということは、揺れを吸収できるだけの低密度層がないと言うことであり、もしもこれがM6クラスで起きていれば、震度6や7になる恐れもあったということを意味している。内陸地震なので津波は起きないが、地震の規模がM5や6クラスで少し深めの地震でも大きな直下地震になる可能性がある。まあ、備えが重要ということだ。
恐れていても仕方が無い。怖いと言う人も居るかも知れないが、万が一を避けるために必要な事は、恐れていることではなく、その時に助かるために、まずやるべきは家具や家電を固定または倒れにくい状態にすること、家具の中身が飛び出さないようにすることである。次が、助かった後のための準備である。恐怖などがある人は、そういう準備の方向に発散することが大事である。
尚、間違っても上記の家具などへの地震対策の備えなしに、食べ物とかをどんどん買えばOKとは思わないでほしい。先にすべきはその時に挟まれない、潰されない、逃げられないことを可能な限り避けるための準備であって、その次が食料や飲み物などの準備である。それらも、家が壊れたりすれば失われることはあるので、まず生き残ることが重要である。まあ、高層の集合住宅などで耐震性や免震性が高いなら、次は水の確保だろう。
ちなみに、食料は別にご飯とか、パンとかでなくてよい。日本の場合は最近ローリングストックとかそういうのを売りにしているが、本当に良いのは、嵩張らないで栄養価もある程度安定している食品である。昔はカンパンとかだったが、今だと栄養補助食品とかがベストである。特に避難が必要になるかもしれない戸建ての住宅などでは、避難具の中にカロリーメイトのようなものを入れておくと良い。(あれらは賞味期限が半年~1年と結構短いのであまりそういう食品を食べない人は管理に注意を払う必要である)