MSIが14900KS向けに6.4GHzオーバークロックプロファイルを準備中 …… より熱くなるね。
TechPowerUpの記事である。
Core i9-14900KSは予定通りなら米国時間の今日発表される見込みである。日本だと夜中になる見込みだ。
そのための準備としてMSIがUEFI/BIOS向けのファームウェアを準備しているそうだ。それを適用するとプリセットのオーバークロックモードに最大バースト時6.4GHz(Pコアの瞬間最大)の設定が出来るモードが加わるそうだ。
選べるのは、
1コア最大/TurboboostMax3.0(いずれもPコア)の仕様で
6.2GHz/5.8GHz(これがデフォルトのはず)
6.3GHz/5.8GHz
6.3GHz/5.9GHz
6.4GHz/5.8GHz
6.4GHz/6.9GHz
となるようだ。但し、これらのモードはT junctionの敷居温度(100度で変わらないはず)を相当程度下回り続けられるだけの冷却能力が求められるはずなので、冷却に使うヒートシンクやファン(または液冷装置)、ケースの放熱性、部屋の温度などが十分にそれに対応している必要がある。
それから、このプロセッサーのバーストオーバークロックではPL-4(Power Limit-4)で400W超え(下手すると450Wぐらいまでいくとか)はほぼ確実のようなので、電源装置の余裕があることはもちろんだが、国内の100V電源では1500W以下(1つのブレーカー系統コンセント辺り)になると不味いので、オーバークロック目的なら配線火災やブレーカー落ちを防ぐためにタコ足配線には気を付けねばならないだろう。