「俺が出るまで待っておけよ」 東名あおり事故の被告、裁判官に …… 18年で変化するか?それとも変わらぬか?
毎日新聞社の記事である。
本人は、自分が正しいと思っている訳では無く単純に、こういう発言をすれば量刑が変わるとでも思っているかまたは、自分が何故罰せられているのかすらまだ理解出来ていないのだろう。それか、弱い犬ほどというパターンの3つがある。どちらにしても、この発言がもし本当に50歳で保釈されたとして、実行される可能性があるなら……量刑が足りないと言うことになるだろう。
まあ、このままの態度で服役することになれば、服役中にも暴力などの事件を起こして、期間が延びる可能性も十分にある。それを学習できるかどうかが、重要であり、それが学習できなければ刑務所から外に出るのは難しいということになる。
この被告が18年の服役で出られるのかそれとも、中で何か問題を犯してしまうかは分からないが、18年後に娑婆に出て怨む相手を襲うような人物なら、50代で娑婆にでても残りの数十年の人生を豊かなものとして勝ち取ることは出来ないだろう。逆に、この18年の服役で考えが変わるような出会いや考え方が見つかれば、もしかすると18年後に娑婆に出たときに、迷惑を掛けた相手などに謝りたいという衝動に囚われるかもしれない。
後者なら、この刑が意味を持ち、前者ならもっと凶悪な犯罪に手を染める危険がある。果たして服役期間中に丸くなる機会があるのか……18年でそういう更正が進むことを願う。元々そのための刑務所である。