ほぼリネーム(カーボンコピー)で刷新されたAMDのRyzen 8040 Mobile ……AI性能だけは上がります。

PC Watch、tomshardware.com、Wccftech.comなど各紙が発表記事などを書いている。


この中ではtomshardware.comの内容を読むと良く分かるが、今回の発表、上の製品は確かに変わっているのだろうけど……という内容だ。少なくとも発表で述べる内容を見る限りは、そうとしか今のところ取れないのである。多分だが、XDNAとCPU/GPUにおけるVNNIの連携部分の効率を物理ファームを少し弄って改善したことで、クロック以上にAI性能が上がったとか、そういう部分で8000にリネームしたと思われる。


結局すぐあとに、Strix Point(Zen5)の8050が登場するからということもあるのだろうが……いわゆる開発としては省エネ対応で今売り出しやすい部分を強めたという感じだ。

この発表の狙いは、ライバルを見れば誰でも分かることだ。12月14日に各社から出荷されるMeteor Lake潰しである。7日前というのはそれを明確にしている。AMDがこの発表をしたことで、これを待とうかという雰囲気を出させるわけだ。それだけではなく、来年にはStrix Pointが出ることを今回発表したので、切れ目なく潰しに掛かるぞという意味でもあろう。もっとも、このRyzenが出てくるのは来年初頭であるし、Meteor LakeはCPU性能で最強というわけではないことが既に分かっている。ただ、iGPUなどの総合性能で優位に立ってきたAMDにとってここでライバルとの差を出しておかねば不味いと思ったのかもしれない。

尚、RDNA3.5 GPUはStrix Pointで実装される見込みのようだ。これは、第二四半期以降の発表になると思われ、まだ登場時期は明確になっていない。

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