KADOKAWA、トランスジェンダーに関する書籍を発行中止 SNSで議論や批判 …… 日本は閉鎖的だからだろう。あと、変な宗教団体多いし。

ITmediaの記事である。


これ発刊中止になるとむしろ注目度が上がって、発刊中止を呼びかけた人の気持ちとは裏腹に、読みたくなる人が増えるという逆転が起きるパターンだろう。

というか、これは批判というか批難が多かったから発刊しないことになったのだろうが、本家の英語圏(米国)のGoogle検索ランキングにおける評価が5点中4以上と高いので、日本でもという見方になるような文面じゃなければ、発刊しても悪いものではないと思うが……。実際に英語版を読んだ訳では無し、私この手の書籍に興味がないので、読む予定もないけれど。

良く分からない。

まあ、角川としては変な批判が多かったので、こうなることを狙ったのかも知れない。多分、結果的に角川になるかどうかは分からないが、どこかで発刊されることになるだろから。

強いて言えば、「これは日本の近未来?」としたのが問題だったのだろう。

Amazon USでも評価はかなり良い。では何が書かれているのかというと、評価コメントから推測するに
これはいわゆるトランスジェンダーの病気としての本質的ボーダーがどこにあるのかが分からないという話を書いたものだろう。事実を元に。これ、実は数年前に日本でもTBSか何かで同じような問題を放送したことがあるはずで、それ以前からも、実は関係する医療従事者などは、難しい問題として認識していた話だ。いわゆるトランスジェンダーだと自認する人でも、一定数は性適合手術をした後に後悔することがあるという問題に起因するのである。

男性だろうが女性だろうが……。それがどこから来ているのか、何が男性と女性を決めているのか、それは憧れか、脳の仕組みか?病気か、思春期の気の迷いか?そういうものを考える書籍なのだろうと思われる。



まあ、男性は生涯において女性に生まれ変わってみたい、または自分が女性だったらと思うことがあるとか、女性は男性だったら良かったのに思うことがあるとかそういうあれだ。それが、常々あり明らかに病気によるものなら、肉体的に女性になった方が、幸せになれるし、肉体的に男性になった方が幸せになれる。しかし、これがただの憧れ(もしも空を飛べたなら的な感覚)のようなものだと、その憧れを達成した瞬間に、夢と希望の二つを達成によって失い、結果としての性が変わった生活の現実へと引き戻される。要は、欲しいだけのものなら、手に入れる瞬間までが最高潮なのだ。それを手にした先に、それを生かしたバラ色の未来があるとは限らない。


ただ、性差問題は本当に生まれた時から性が合わず悩んでいる人から見れば、切実なだけに……難しい問題なのだ。そういう人を的確に見つけ出すにはどうするかが難しい。本当は、それに関する内容を英米での実態を元に描いた書籍だったのだろう。何度も言うが、私はこういうのに興味がないので、読むことはないだろう。もう、これに関係する話は以前から言われており知っているのもある。


しかしまあ、普通出来が本当に悪いなら出版されてから、問題だと話が出回るわけだが……その前に発刊が中止されると、むしろ話題になってしまうことを考えないあたりが、日本は変な宗教団体とか多い影響かなとも思う。与党とかと繋がっているしね。だから、まともなものもまともに評価されず、変なものが評価されることで信用が下がり、人口もへり衰退していくわけだ。

国内で日本語版が出回る前から、海外で評価が高い本を批難して止めるとか、性犯罪していた事務所は長年放置してもOKでみたいなのに繋げると、本当にだいぶ国民全体の考えなのか、一部の声の大きな人の発言なのか分からないが、歪んでいるのではないだろうか?

ちなみに、興味があるなら英語版なら国内でも読める。
先に書いたように海外評価は高いので、ちゃんと読み込む力がある人が、読めば内容が極めて悪いという話にはならない程度によく書かれていると思われる。

Irreversible Damage: The Transgender Craze Seducing Our Daughters (English Edition) - Shrier, Abigail