Arrow Lake-H ESのコア構成が判明……6P+8Eの14コア、GT2グラフィックス。

VideoCardz.comの記事である。


これは、Arrow Lake-Hと呼ばれるモバイル向けプロセッサーの仕様である。現在のCore H(dTDP 45W)を置き換えるもので、いわば外部GPUを実装した製品が多いラインのCPUである。

尚、現在判明しているArrow Lakeの仕様は

Performance CoreがLion Cove、Efficiency CoreがSkymontであること。
どちらかというとEfficiency Coreの数を圧倒的に増やした製品が上位になること。

GPUにXe-LPG+(Arc Alchemist Low Power gaming Plus)と呼ばれるGPUになり、Meteor Lakeでも搭載していないXMX(Xe Matrix Extensions)搭載の内蔵GPUモデルがあること。
LPDDR5xメモリーホストコントローラが実装されること。
未確定だが、Hyper-Threading Technology(SMT)が廃止されるらしいこと。

命令セットやx86の構造に変更が伴いx86-Sに準じるか、またはそれの準備製品になると考えられること。
デスクトップとローパワーのモバイルで命令セットの一部に差があることがあげられる。

出荷予定は、2024年後半~2025年前半である。
尚、超低電圧~低電圧の製品群はArrowでは置き換えず、Lunar Lake-M/MXになる可能性が高い。

デスクトップではAlder Lake以来の本格的な世代交代になり、モバイルではPerformance Core※1が正式な新世代になる。
即ち世間では本命※2と呼ばれる製品である。まあ、今は大きな世代交代には地雷※3という逆の意味もあるので安心を求めるなら一定の人柱の評価が必須になるが……。


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※1 Meteor LakeのRedwood CoveはRaptor Cove/Golden Coveの収縮版である。Meteor Lakeでは Efficiency CoreのCrestmontのみが心アーキテクチャ、新命令に対応している。但し、Redwood Coveが対応してないAVX10などはDisableとなっている。

※2 新世代のことで新しいもの好きや、長く使いたい人が買うとメリットがある製品。世代が大きく変わらない製品に比べて多くの人に性能、長く使える(性能上長く最前線にいてくれる)などの理由を持つことから、本命という。

※3 その名の通りだが、ぱっと見では目に見えない不具合や問題のこと。例えばAlder Lake以降では当初ゲームなどEfficiency CoreとPerformance Coreの性能差調整が上手く行かず性能がアプリによって大きく下がる問題が指摘されたように(今でも非対応ソフトウェアだと残っている)、条件によって大きく求めた性能や能力が下回ったり、互換性の問題が生じる場合がある。