USB接続の小型サウンドバー。2mロングケーブル付き…… 周波数特性は60~15,000Hzです。

PC Watchの記事である。


目に留まった記事である。
サウンドバーと言えば何となく音が良い印象だが、60Hzスタートで15KHzなので音域は少し狭い。ちなみに、CDDA(CD)の音域は20Hz~20KHzの範囲であり、MP3などのオーディオもこの可聴域に準じているものが多い。
まあ、低音はヘッドホンやイヤホンではないし、ウーファーもないのでこのラインなのは普通だろう。むしろ頑張っていると言えるかもしれない。ただ、その結果、上の周波数が下がったならちょっと残念だ。上を20KHzまで上げていればと思う。サンドバーなら少し高く売れるかな?という感じで開発されたスピーカーなのだろうか。

というか、これバーチャルサラウンドもないなら、世間で言われるサウンドバー(シアターバー製品群)というより、USB 接続のシングルステレオスピーカーである。これ、数年前ならもうちょっと安く売り出せたんだろうなと思う品だ。周りがお高くなっていく中で、これでも安いのだろう。まあ、音質が纏まっていればそれなりに売れるとは思うが……このお値段ならもう500円でも上げてUSBハブ機能か、ステレオミニのイヤホン端子辺りを付けて売った方が、売れそうだ。


ちなみに、音域という点で言えば私が同耳掛けシリーズ3世代目として愛用中のJVCの以下の耳掛けイヤホンの方が広い。音はフラットなので、低音を求める人には物足りないだろうが……音とか拘らずに、ラジオとか、音楽とか聞くだけにはちょうど良い製品である。