活動量計を見て分かる私は睡眠が足りない……トラッカーで分かる健康状態。

今日は個人的な記事が多いが、最近トラッカー(スマートウォッチ)を使うようになった。
Fitbitのinspire 2が新機種登場で安くなっていたので、買ったのだ。

それを使って思ったのが、思った程寝られていないということだ。
これは昨夜のデータだが、意識して早めに寝て、朝は予定通りに起きて7時間弱である。
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私は、平日については朝早くから動くので、23時とかに寝て、5時台起きなのだが……そうなると6時間を切ることになる。
最近になって眠いなと思うことが増えた理由は、6時間半ぐらい寝ているつもりでも、5時間台がかなりあったのだろうということに気が付いた。朝早く起きるなら、夜は早めに寝ないといけないということを今更なが実感した。

そして、同じ年齢対だとこの睡眠時間はややスコアが低いらしい。
生活のリズムをもう少し変えないといけない。

こういうのが分かるのは思った以上に大きい。

尚、inspire 2はバッテリーの持ちもだいたい10日は無理でも5日~7日(これは通知などの頻度にもよるだろう)ぐらいは持つようだ。Apple watchなどと違ってこれは、ヘルストラッカーに限定した製品なので、それがバッテリーの持ちを伸ばしているようだ。これに欠点があるとすれば、屋外の日が当たる場所では少し視認性が下がることと、高齢者などが使うには文字が小さい事。画面が小さいので操作がし難いことがある点だろう。

後は腕時計も使っている人は、左手にトラッカー、右手に腕時計みたいな使い方をするか、同じ腕に2本付けて阿呆みたいに使うか……という問題が出てくる。私は元々右手に腕時計をしていた質(元が左利きで矯正して右利きにしたのでそのなごりで右に付ける方がしっくりくる)なので、右に時計、左にトラッカーだがトラッカーでも時計は見られる上に、トラッカーの時計表示もスマホのアプリからアナログなどに変更出来るので、腕時計の使用頻度が下がるかもしれない。

まあ、トラッカーのディスプレイ利用頻度を減らした方がバッテリーの持ちは良くなるので、腕時計が全く意味を持たないわけでは無い。

尚、これはトラッカーとしては機能が最低減であるが、ものはとても良い。

例えば、中華製の安いトラッカーだとバッテリーの持ちを犠牲にしていろいろ出来る製品もあるのだが、あれは筐体が大きかったり、多機能だけどバッテリーが1日持たず、充電に時間が掛かるものも多いので、こっちの方が結果的には満足度が上がるかも知れない。実際に、中華製の多機能製品を見ると最初に買うとそんなものだからという点で評価する人も多いのだが、Fitbitなどを使っている人だと、評価が下がっているケースもある。

これが、トラッカーに限定して時計も使える製品とスマート時計の違いなのだろう。この製品はGPSもスマホに依存するので、電力をリアルタイムで消費する要素が脈波と温度の測定のみという点で、バランス良く完成させている品と言える。


ちなみに、昨年発売の3だとディスプレイがカラーになりSPO2(酸素飽和度)が測定できるようになるが、お値段は倍近くに跳ね上がる。何故SPO2をサポートしたのかは、多分、20年~21年、22年の初頭に掛けて、コロナで酸素飽和度が話題になったからだろう。

これは、運動の測定にも価値があるので、研究開発を経て安価かつバッテリーの持続時間を悪くせずに実装出来るようになるのに掛かった時間が昨年だったと思われる。4が出るとしたら今度は簡易血圧になるのか、それとも血中酸素の延長線上で血糖値の簡易数値か……光学、電波技術による参考値測定も急激に発展しており、このトラッカー市場が拡大するなら電池の持ちの範囲内で一定の正確さが担保出来るならば機能は増えて行くだろう。

その辺りまで、これらのコンシューマ製品がサポートし始めると、医療機器メーカーのコンシューマー向け販売に影響が出てくるかもしれない。医療施設ではなく一般消費者の域だと正確さよりも誤差が多少合っても手軽にリアルタイムに状態が分かるものが重要だからである。

まあ、後はどれほどの人がこういう製品を買おうと思うかだろう。結局はスマホでもある程度出来ることの延長にこれらは存在するため、余裕がなければ買わないだろう。