NEC PC、120Hz対応有機EL搭載の11.2型ハイエンドAndroidタブレット…… Hi!End?(ハーイ!終わり?)のことかな?
PC Watchの記事である。
このプラットフォームのベース製品は、以下のLenovo P11 Pro(11.2/11.5型)である。NECのこれはメモリーとストレージ容量が強化されているので、全く同じものでは無いが、いわゆる姉妹機になる。そういう点では、上位互換品でありNECやレノボのタブレットとしては今出荷されている中で、ハイエンドの一種かも知れない。Lenovoは最近日本向けに最上位Androidタブレットを出していないからだ。
Lenovo Tab P11 Pro タブレット (11.2インチ OLED Kompanio 1300T 6GB 128GB Wi-Fiモデル LTE対応) グレー ZAB50402JP 【AndroidOS】
尚、搭載されているMediaTek Kompanio 1300T(MT8797)はDimensity 1200(MT6893)のタブレット版と言うべき存在で、ディスプレイ解像度の最大値が異なる等の点が特徴である。SoCとしては、登場当初からアッパーミドルレンジであり、ハイエンドではない。タブレットでもMT系のSoCを使うならハイエンドはDimensity 9ブランド(MT6983など)のタブレットになる。
Lenovoなどが開発しているという記事が昨年出ているので、Lenovoの減価償却が終わりそろそろ売れなくなってきたので、残りをNECに回したとか……ないとは言えない。LenovoはDimensity 9世代で開発中のようだし……。
まあ、国内メーカーとしての保証が欲しいなら、以前のNEC PC製品に比べると良くなっているが、メモリーやストレージの容量が少なくてもよいなら、P11 Proの方がお安くなる。
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