カセットコンロのボンベ破裂か 客が重体 お好み焼き鉄板の席で …… 意味が分からないのですが……
NHKの記事である。
これは、どういう意図でどういう意味なのかが一瞬分からなかった。
どうも、お好み焼きをした鉄板の上なのか横なのかの上にカセットコンロを置いて、その上で焼き肉を焼いたらしい……
この時点でもう意味不明である。鉄板があるなら、焼き肉もそこでやれば良いじゃないと思うのだが、温度の問題でもあったのか、それとも掃除の問題があったのだろうか……カセットコンロを使って焼き肉をしたようだ。
これが、普段の店の営業スタイルだったとしたなら、今まで事故がなかったことがある意味奇跡だろう。ただ、奇跡はずっと続かないことを照明してしまった。
<カセットガスにかかわらず>
これから冬に向かっていくと、暖房器具を使うようになるので気を付けなければいけないのが、火気厳禁のスプレー缶や電池、スマートフォン、バッテリー内蔵の家電を暖房器具の熱の吹き出し口付近に置くことだ。ストープはもちろんだが、コタツや、ファンヒーター、エアコンの熱が直接長時間当たる場所なども気を付けないといけない。熱で膨張して破裂する恐れがあるからだ。破裂すると、ストーブやファンヒーターなどの燃焼型の暖房器具の場合、中の可燃性ガスに暖房器具の火が引火して大きな火災になることもある。
今回の記事では破裂で終わっているが、下にも炎があれば、場合によっては破裂したあと着火し爆発炎上した可能性もあったのだ。
今年は寒くなるだけではなく、電気代も上がってきているので、暖房器具に灯油やガスなどを使う人も多くなるだろうから、上記のような使い方は常識的にする人は少ないだろうが、スプレー缶などには気を付けることだ。
ついでに言えば、スマホなどをポケットに入れたまま、遠赤効果で物体の表面温度が40度~45度を超える可能性があるコタツにも注意が必要だ。コタツの中に入るときには、スマホはポケットなどから出しておくことをお勧めする。コタツの中の温度はそれほど高くなくても、遠赤ヒーターによる熱効果が、バッテリーなどをより暖めることがあるからだ。
こういう点にも注意が必要である。