Intel Arc A770とA750が本日より販売開始。ただし日本含まれず …… どの国でも売れにくい製品だから、日本はOEMを主軸に。

PC Watchの記事である。


このカードに対する評価はそれほど高くない。欧米でもそんなに高くないのに、ゲーマーが少なく高齢化している日本では、これを売るのは困難だろう。何せ、高齢化率が高いが故に、古い資産の保有率も高く、そういう最適化が少ないアプリケーションを使っている人が多いからだ。
だから、カードとして単体の販売よりも、OEMでPCに搭載した形での販売を先行させるつもりなのは間違いない。

実際に、ドスパラが既にそれを準備しているようだし、

NECはこれの下位だがモバイル版のArcを搭載したモデルを発表している。

こうやって、カジュアルユーザーや買い換えユーザーに最初から付いている形で売りこむことで、市場浸透を図るというのは日本におけるIntelの戦略として一般的な手段だ。気が付いたら、日本の大手ブランドや一部のBTOではRadeonやGeforceモデルが減って、数量ベースで人気な(というか選びようがないのでこれしか売れない)Intel Arcという姿が一番Intelにとって日本で売りこむのに楽だと考えているプランだろう。

まあ、これがIntelの強かさでもある。日本はゲームよりもAV1のエンコードなどで考える人が多く、大きなボックスPC(タワーPC)を買う人も多くはない。そうなると、ビデオカードだけを買う人は少なくなるわけで、ビデオカードの買替えよりPCの買替えとなる。だから、この売り方が最適となる訳だ。

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