今週末~来週は台風18号に警戒、週明けに西日本~東日本のどこかに上陸の恐れもあれば、迷走して来週末に接近という可能性もある。
気象庁の台風情報である。
熱帯低気圧cが南大東島の南約260km付近発生した模様だ。
これが、今週末台風に発達し、今の予報円の中だと最悪週明けの月~水曜どこかに上陸する可能性が低いながらもある。実際には予報円が大きく、場所も殆ど動かず停滞の兆しが見られるので、どうなるかは不透明だ。ちなみに、3日の段階で海上だったとしても、熱帯低気圧に戻る予想となっている。
果たして戻るかはちょっと微妙だ。理由は、日本近海の海水面の温度が再び上がってきているからだ。もう10月に入るのだから、そろそろ上がらなくなってくれても良いのだが……。そうは行かないようだ。
台風14号までが大きく、さらに速度も遅く少し南の方から成長しつつ北上してきたため、海面も海面下50m~100m付近の温度も結構下がったのだが、海面の温度は再び上がり始めているのは、海流に乗ってより南方から流れてくる暖流の温度が相当に高いからだろう。
ということで、週末はたぶん太平洋側は主に西日本で波が高くなるので、海のレジャーは避けた方がよい。そして、来週明けてからは台風の進路が、どうなるかに注意が必要だ。火曜から水曜に北上するか、同じ場所に停滞しながら勢力を維持して、次の週末を狙ってくるか……今の予想ではまだはっきりしない。今の予想だと迷走する恐れもある。
<弱い台風で動きが遅いなら線状降水帯等に警戒を>
尚、弱く動きが遅い台風なら線状降水帯が発生する恐れがあるので注意が必要だ。
強い勢力にもしも変わるなら、雨と風(暴風)に注意が必要である。どちらにしても、今の予想進路で予報円の中心を通るなら、速度はそれほど早くならないと思われるので、今週末より来週警戒すべき台風または低気圧になるだろう。
それから、静岡の件もあるが、とにかく、台風が接近する地域の人は、接近までに、お風呂に綺麗な水(お湯でも良い)を溜めて置くことや、水道の水を水ボトル(災害用で栓が閉められるもの)に入れておくと良い。衛生的な密閉できる容器に保存出来るなら、数日程度であればペットボトルの天然水などを買っておく必要はない。
後は、停電に備えた準備と、避難する場合は夜間では無く、可能な限り昼間に、早めに避難することである。