第13世代Coreはシングルスレッドで15%、マルチスレッドで41%性能向上を実現……16→24コアだからね。

PC Watchの記事である。


Raptor Lakeの性能が上がるのは、最上位のCore i9においてコア数が8+8の16コアから、8+16の24コアに増えることとキャッシュ容量が増えるからだ。

具体的に説明すると
Core i9-12900Kが
Performance Core 8コア(16スレッド)
L1データキャッシュ 48KB/Core(384KB)
L1命令キャッシュ 32KB/Core(256KB)
L2 1280KB/Core(10,240KB)

Efficiency Core 8コア(8スレッド)
L1データキャッシュ 32KB/Core(256KB)
L1命令キャッシュ 64KB/Core(512KB)
L2 2048KB/4 Core(4096KB)

スレッド数が24で、30MB/All CoreのL3キャッシュなのに対して

Core i9-13900Kは
Performance Core 8コア(16スレッド)
L1データキャッシュ 48KB/Core(384KB)
L1命令キャッシュ 32KB/Core(256KB)
L2 2048KB/Core(16,384KB)

Efficiency Core 16コア(16スレッド)
L1データキャッシュ 32KB/Core(512KB)
L1命令キャッシュ 64KB/Core(1024KB)
L2 4096KB/4 Core(16384KB)

でスレッド数が32で36MB/All CoreのL3キャッシュとなる。


表で示すと以下のようになる。

CPU.png

このキャッシュの増加と、スレッド数が24→32になることで、CPU辺りの性能が上がるのである。
一方で今の噂に出ている情報を元にすると最上位に関してはトレードオフとして下がるものもある。それは、電力性能である。
クロックをダウン側に設定しなければ、クロック辺りの電力性能は低下し、ワッパーはトントンか若干下がるようだ。

一方で、13700Kなどの製品は12900Kと同じ8+8のコア数になる製品もベースTDPは125WだがMax Turbo Powerが10W以上(12900Kは241W)上がって、253Wになる見込みだ。

即ち、無理してコアとキャッシュを増やした結果、消費電力は下げられずむしろ最大パフォーマンス時の枠はさらに増えちゃったテヘペロ(;^^)ヘ..ということになるだろうということだ。

尚、今回はi3の置き換えはなく、置き換わるのはi5のアンロック版K seriesまでである。他はAlder Lakeのままであり、そのあとに段階的に下までRaptor Lakeに置き換わるのかはまだ不明だ。Alder Lakeのi5は発熱も少なく評判も良いが、それより発熱が少ないなら、あくまで初期投入のRaptor Lakeがこれというだけで、順次下位も投入されるだろう。



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