沖縄 那覇 市内全域15万世帯以上に避難指示 …… 那覇市の雨が今どうなっているのか、ニュースでは分からない。間もなくこれが他の地域にも……
NHKの記事である。
テレビを少しみたのだが、何も映像ニュースは流れていなかった。
川の防災情報で安謝川水系、安謝川(あじゃがわ)、の石嶺(いしみね)観測地点で濫危険水位超過が起きたことで、発令されたようだ。
雨雲レーダーを見ると14時台からマップが紫色であったことから、相当な量の雨が降っていたことが分かる。
また、記録的短時間大雨情報も12時20分に発令されており、南城市玉城付近でレーダー解析で110ミリとなっていたようだ。
知らなかった。
沖縄や九州南部、九州北部などは放送を切り替えてまで情報を流さないのが今の日本のテレビなので、スマホや気象庁、国交省などの防災情報を見て確認するしかないのである。まあ、誰かが死んでからやっとやるかもしれないレベルである。
その地域に家族がいる人も沢山いるはずだから、こういう災害に注意関連する情報は、もっと積極的に報道内容を変えてでも、やるべきだと思う。
ちなみにTwitterなどSNSには現地の情報や映像、画像が投稿されている。
これからの予想だと、那覇はこの雨が過ぎると明日は落ち着くが、明後日はまた土砂降りになる見込みだ。土砂災害警戒区域や低地、川や農地、田んぼの状態を見に行くなど危険な場所に近づかないようにして欲しい。
間もなくこの雨が北上してくる訳だが、これだけ沖縄で雨が降ると言うことは、本州や九州もまたどこかで洪水が起きる覚悟が必要な雨が降るだろう。とにかく、梅雨の長雨と、その末期に来るであろう大雨への備えを今のうちにしておくことである。特に、台風と重なると、前線が刺激されて特に夜間、土砂降りになることもあるので、そういう状況がやってくることを踏まえた、非難具などの準備をしておくことが大切である。
また、毎年あることとして、田んぼや畑の様子を大雨の時に見に行く人がいるが、時間雨量が25ミリ~50ミリ(それ以下でも長時間連続して降っていると雨は地面に染みこまなくなり、川は増水するため排水できなくなる)を超えると、排水云々は関係なく、地面が水を吸い込む速度よりも、溜まる速度の方が上回る。そのため、何か出来るんじゃなかいと見に行ってはいけない。
洪水情報が出ている中で見に行っても、どうしようもならないのだ。
これは、高齢の家族がいる人、一人暮らしの高齢者が田んぼや農地を持っている場合で、こういう情報が出ているときにも、予めそのことを伝えて見に行くなと言っておくことが大事だ。