トンガ噴火で複数の島が壊滅の懸念、被災地は降灰と波による被害が甚大。空港も被害を受けた模様。

ロイター通信の記事と、UNOSAT(国連衛星センター)の報告書の複合記事である。


まずロイター記事では昨日と今日で少しずつ被害実態が見えてきたようだ。一部の諸島との連絡が取れなくなっていることはもちろんだが、水の汚染などが発生していることが示されている。

それを、裏付けるのがUNOSATの報告書2つである。日本ではNHKなどが加工した物を公開しているが、URLが載っていないので、詳細を知りたい人は以下のURLから原文を確認出来る。

一応UNOSATのツイートが以下である。

首都のあるヌクアロファ島の空港滑走路も波で浸水したようだ。
そのため、空港は撮影の段階では使えない状態のようだ。

さらに、降灰があるため、海底火山側の海岸線を中心に降灰でぬかるみ等が生じている場所も多いと思われる。降灰の粒度にもよるが、さらさらの砂状なら乾燥するとカチカチになる。もっと言えば、波が押し寄せた後海水と混じっているなら、淡水のPHは大きく変わり、海水の塩分とにがり成分で、飲んでも渇きは癒やせないだろう。例えサバイバル用の携帯浄水器があっても、PHが極端に変わっている場合は、PHの中和剤が別途必要になる。

もし、それを飲み水にするなら、蒸留(熱して蒸発させ、蒸気を集めて冷やすと炭水の蒸留水になる)するしかないだろう。浄水施設が生きていれば良いが、その浄水施設も波や降灰に耐えられる状況にあったのかが、気になるところだ。

とにかく、状況の確認を急がなければならないが、外に繋がる通信網のうち最大の通信容量を誇る海底ケーブルが切れてしまったのは、厳しいといえる。ただ、国の中では、通信が回復しつつあり、当初は止まっていた電源も回復して来ているそうなので、食料や燃料、水などが無くなって死亡者などが増える前に、世界からの支援が出来る体制になるのを祈るしかない。

そこで我々が出来るのは、寄付ぐらいである。

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