大阪・北新地でビル火災 28人中27人が心肺停止……23人が搬送、メンタルクリニック……放火の疑い。
時事通信社の記事である。
正午現在の情報では、28人が怪我。うち27人が心肺停止、また23人が救急搬送されたそうだ。
場所が心療内科(メンタルクリニック)であり、放火の疑いで捜査が始まっているそうだ。この内容だと、病んだ人が放火した可能性もあるが……あまり、報道でやるのはよくないかもしれない。この数週間、車両内放火なども起きており、模倣犯が相次いでいるからだ。今は年末でクリスマスや年末年始のイベントも増えている時期だ。それ故に、世間では明るい人と、逆に暗く落ち込む人のコントラストの差が出やすい。
今年は、物価高やコロナの影響もあって苦しんでいる人は本当に苦しんでいるし、何より政府があれで、給付金や保証制度も困っている人目線ではない。自暴自棄や不幸犯罪は急増しやすい環境にあるのだ。
だから、これが放火であるなら背後関係などはあまりやらず、関係者に伝わればよいだろう。後は犯人が生きているなら逮捕起訴されたときに、どういう事件だったかを事実だけ伝えればよい。心理分析等を新聞や雑誌、テレビのニュースや情報番組でする必要はない。
とにかく、心肺停止の人の中に一命を取り留める人が1人でも多くいることを祈っている。
それから、放火に限ったことではないが、自宅でも職場でも火災に備えて消化器などは常備しておくことが大事である。
そして、すぐに出られる避難路が亡い場合で、出口側で放火された場合、炎から遠くに逃げるのではなく、まだ火が小さめの間に、勇気を持って炎を突っ切って出口に逃げることも命を救う鍵になることがあることを忘れてはいけない。引火性の高い液体などをかけられておらず、出入り口の鍵などが掛かっていなければ炎に飛び込んで出口に向かって逃げた方が、火傷をしても助かる可能性があるのだ。この判断は咄嗟の時には難しいが、日頃からそういうことを覚えておくと、万が一(既に千が一ぐらいかもしれない)事件に巻き込まれたときに、助かることが出来るかも知れない。