「おしゃべりクッキング」終了へ 来春、上沼さん司会の長寿番組 …… 後番組を決めるのは大変だろう。

共同通信社の47NEWS記事である。


しっかりした料理専門の番組というのは、地上波には意外と少ない。キューピーの3分クッキングや、NHKきょうの料理とこのおしゃべりクッキングが確実に見られる料理番組だろう。

時点として、おかずのクッキングがある。ただこれは放送エリアが今は極めて狭いようで、時間もバラバラである。後は、地方や全国のバラエティ番組に料理枠があるのと、週末に芸人が全国を渡り歩いてやる料理番組がある。こちらは、一般の人は作り難い料理が多く、調理具材や地域商品の宣伝とスポンサーCM(ビールなど)のための番組である。

そもそも、15分枠で月-金放送(平日)は今ではここだけのはずだ。
即ち、全国で放送されるまともな料理番組は今や殆どなく、絶滅が近いのだ。

何故、減ったのかというと、若い人はテレビをみないし、本来昼頃から15時ぐらいまでの間がこういう番組をやるのに適していたのだが、専業の主婦も主夫も減って、共働きしないと生きていけない時代になったことで、料理を作る時間も減り、見てくれる層が高齢者しかいなくなり、彼ら、彼女等はこういう料理に挑戦してくれなくなったからである。

この後に、別の料理番組が来るのかはまだ分からないが、名前を変えて別の司会になって続くのか、それともワイドショー枠が長くなり、この部分を埋めるのか、ドラマを押し込むか……スポンサー次第だろうが、今はテレビスポンサーの数そのものが減っているようなので、予算と入れる番組の準備に苦労していることだろう。


まあ、長寿番組だから良い訳ではない。昔は、一部の人気番組を除いて年1ぐらいで番組が大きく入れ替わっていたぐらい番組改編は多かった。今は、結局スポンサーが減り、予算も減っている中で、見る人も減少しその結果、新番組に挑戦することは減っている。若者が減っているので、下手な挑戦番組をすると、中高年から苦情のオンパレードになるのもあるだろう。今はジェンダーとか人種の差別などにも厳しく、冗談でも冗談じゃない扱いをされる時代だ。だからなかなか難しい訳だ。

一方で、高い品質の紀行番組などは予算が足りない上に、見る人が少なく作れなくなった。
バラエティ番組を作りすぎて、笑いでも入らないと若者が見ない時代にもなってきている。そういう番組は専門サイトや専門チャンネルになり有料番組となってしまった。今や音楽番組も、地上波はアイドルとレーベルが押す注目の人になってきているため、昔のように沢山の新人を可能な限り扱うことも減ってきている。MCのトークも長くなっているのだ。

そう言う中で、視聴率が低くてもバリエーションを減らすのは将来を考えるとあまり好ましくないと思うが……金がなければ、または人材などがいなければ難しい訳で、本当にテレビというものが娯楽・教養時間を消費し、娯楽の中で満足度の高いメディアの主役から、一部の作られる流行に乗っているかのりたい人だけが楽しみ、それ以外は暇な時に安価で手軽な時間つぶしに使う材料ぐらいになりつつあることを示している。

そもそも、テレビのCMみてこれを買おうとか思う人がどれほど居るんだろうか?
ニュース番組や情報番組が既に壮大なマーケティングCMになっているため、そっちに消されている感も、時々見るとより強くなってきているのを見ると、厳しいように見える。



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