「若い太陽」で観測 大規模な表面爆発現象―国立天文台など …… 太陽は50億年、地球は46億年。

時事通信社の記事である。もしかすると訂正されるかも知れないが……


「太陽の46億年より大幅に若い」と書かれているのが間違いである。
この星齢は地球の誕生からの推定年数であり、太陽はそれより4億年前頃には出来ていたと推定される。それが出来たから、その周りを回る惑星が誕生し、恒星系となったのだ。なければ、地球は生まれていない。

そしてそれに影響を与えた可能性として、大規模恒星フレア(太陽フレア)もあったのではないかという話になるわけだ。地球など惑星の誕生に太陽が影響したということだ。そもそも、太陽が生まれる場所は、ガス雲(主に水素等の成分)と呼ばれる星間物質の密度が高い場所だとされる。それらが徐々に周りの物質を引き寄せ合い一定の塊になった時に自重発火(物同士の圧力で熱を帯び発火する)を始める。そして、恒星が誕生する。

その恒星のエネルギー波(太陽なら太陽放射、太陽風、太陽磁気嵐などと言われる)が周囲の岩石や星間物質を吹き飛ばした際に、その運動エネルギーによって、一部の鉱物や液状物質の重力による引き寄せを加速させる。要は動きが一定だったか動かなかった物質の軌道が大きく変わるのだ。そして、恒星が一定の大きさで安定し、出力もある程度保たれるようになると、恒星の重力力場と恒星放射のバランスが絶妙な場所に集まるようになる。そして、最終的にそこである程度の大きさの惑星にクラスアップする。恒星引力とのバランスにより公転する星系へと変わる。

尚、asteroid belt(小惑星帯)と呼ばれるものが火星の公転軌道の外側にあるが、この辺りが当時太陽の周辺にあった星間物質を蹴散らしたなごりであると考えられている。そこまで強い太陽放射で小さな塵は吹き飛ばされたということになるのかもしれない。そのお陰で、地球に隕石が頻繁に落ちる事はなくなったともいえるだろう。

それらを証明できる鍵となる内容になるのかもしれない。

まあ、逆を言えば、もし太陽が何かの拍子に当時の元気さを取り戻すと地球は一気に灼熱地獄になるのだろう。火星にその昔水があったとされるのも、太陽の勢いが今のレベルに留まったからで、もし何か太陽の力が少しでも大きければ、我々人類は、火星で生まれていたなんてこともあるかもしれない。いや、どちらの星にも生まれなかった可能性の方が高いだろう。この辺りは本当に紙一重の違いである。



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