auから「G’zOne TYPE-XX」がちょっとだけ欲しい …… スマホじゃないと無理だけど。
昨日のケータイWatchとITmediaの記事である。
G'zOneはゴツい携帯だった。元々カシオが手がけた最初の携帯で腕時計のG-Shockブランドから生み出された製品である。この製品は、後の後継において海外でも売り出されたほどで、アウトドアやスポーティーな活動をする個人はもちろんだが、日本では運送業や建設業などでも支給される携帯の一つであった。海外では、消防署員などの支給電話として採用されたこともある。
結局、カシオは日立の携帯事業と統合し、その後NECに食われて、主導権がNECに移ってからはパッとしなくなり数台で終わることになった。
この後を継いだのは、京セラでauに依頼を受けて作ったTORQUEは、日本のみならず海外でもやはり一定の売れ行きを出した。まあ、黒字とは言えないようだが……。
そのカシオではなく、京セラがカシオの協力を得て作ったのが、TYPE-XX(タイプダブルエックス)らしい。
尚、これは4G VoLTE携帯電話である。3.9Gとする向きもあるが、速度仕様が満たさないだけで、搭載プロトコルは4G仕様と考えて良い。
搭載しているSoCは
Qualcomm 215 Mobile Platform(PN:QM215)である。このSoCの仕様は以下となる。
Cortex-A53×4 (当該製品は1.2GHzで動作するが、SoCの最大は1.3GHzなので、最大の92.3%で動作)
RAMは2GB LPDDR3-(最大672MHzだがCPUクロックを考えると650か600かな?)
Storageは16GB eMMC4.5(HS-400)
GPUはAdreno 308(最大500MHzだが480MHzぐらいかな?/FP32は20GFlops~22GFlopsと推定)
X5 Modem(Downlink-150Mbps/Uplink-50Mbps)
無線LAN(Wi-Fi)は、2.4GHzのnまでサポート(元々はac Technologyまで対応の2.4Ghzなので少しダウン)
GNSSはA-GPS、GLONASS、BeiDou対応
USBホストは2.0対応で、Quick Charge(初代)に対応する。
尚、映像コンテンツの再生は、VP8、H265/264に対応するが、VP9はソフトウェア処理になる。映像再生でサポートするのはフルHDまでである。オーディオはQualcommのSnapdragon 800頃に使っていたMassive AudioとAPIとしては同等だろうが、この製品では対応していない。
モニターは3.4インチ(854×480ドット)である。
バッテリーは交換可能で1500mAh
SIMロックはないので、周波数さえ問題なければ(←こちらで確認可能)他のキャリアでも使えるだろう。
カメラは1300万画素(スチル撮影:4160×3120ドット/動画撮影:1280×720ドット)でズームは最大デジタル4倍まで。
おサイフケータイやNFCはない。
Cメール(SMS)非対応である。(+メッセージで代用)
FMラジオ搭載である。
後はプロトレック(Pro trek)やG-Shockの一部機種などでお馴染みのセンサー系が充実している。
そして、カシオの人気を支えたペンギン携帯でお馴染みのペンギンが隠れキャラとして登場する部分がある。
搭載OSはAndroidだと思われるが、バージョンは不明。apkインストールは不可だろう。キー操作系が死ぬ(不良になる)覚悟などが出来ならサービスモードに入れさえすれば不可能ではないと思うが……性能から考えても、そういうのが出来る製品とは言えない。
ただ、携帯電話として単機能を使うには、十分な性能である。
これで、タッチパネルも使える折りたたみスマートフォンだったならちょっと面白いなと思ったが……値段とか考えると無理だろう。販売台数もそれほど狙っていないだろうし、そもそも旧機種からの買替え需要を狙っているようだから、スマホならTORQUEを買いなさいと言いたいのだろう。
ただ、こういうパカパカ出来る昔のお値段とあまり変わらない携帯は、良いなと思った。
強いて言えば、おサイフケータイがあればもう少しポイントが上がっただろう。

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