デジタル庁幹部、NTTが接待 2回は平井氏が同席……事後的って何だよ。日本語おかしいよ。
共同通信社の47NEWS記事である。
デジタル庁はもう解体して良いのではないだろうかと思う。どうせ、マイナンバーカードを普及させるためだけの組織なのなら要らないからだ。
まあ、それはともかくとして、この手の発表に使われる日本語が本当に乱れている。よほど、責任を取りたくないのが滲んでいることが分かる。
最近の自民党というか政府から発表される文面はとにかく日本語としてどう考えてもおかしい。曖昧を徹底するためだろう。「化」と「的」が多用されている。
今回も事後的という新語が生まれている。まるで、10代の学生さんのような文字面である。
一般に、誤りを認めてまたは、接待を認めて事後で処理したというのが正しい。的を使う事で、自分は悪くないと言いたいのかもしれないが、大人が公式に使うべき文章において、的とか化を多用するのは、本当に政府として信用を無くすことに繋がる。即刻そういう文面は排除して行くべきだ。
まさかと思うが、同じような遠回しの協議とか海外の外交相手にもしていないかと心配になる。
日本語がこれだと、条約の交渉なども酷いことになる恐れがあるからだ。まあ、実際には交渉担当などは別で、もっと有能だろうがこのように逃げるために、文字列を敢えて濁す発表分は、前の政権からあることだが、この政権は特別酷くなっている。
この先の政権でもこれが続くようだと、もうまともな言語(文章)を書ける官僚が一掃されているのだろう。
そうなっていたら、この国はこの先政権がどこになろうが、癒着と逃げの阿呆語を使う政治が当分の間続くかも知れない。
しかし、官僚の処分も退職すれば懲戒はなしとかこの数年良く聞くパターンだ。
安倍政権以前には、退職をしても遡って懲戒処分になるケースもあったと記憶しているが……何なんだろうこれ。
この2回なのかもっとあるのか知らないが、何か国民に漏れては不味いことがあるのではないかと、疑う人が増えて行くばかりである。
まあ、次の選挙で野党が勝てばこの全容も分かるのかも知れないが……官僚として側近にこういう体質の人を集めていた場合、野党が与党になっても正常に機能出来ず、結果的に野党も同じ色に染まるというパターンも有り得る。新しい省庁でこのレベルだと、ここによほど問題があるのを集めたのでなければ、他の省庁も酷い状況などではないかと思えてならない。