横折りか縦折りか……Galaxy Fold 3とFlip3のレビュー解禁。

ASCII、ITmedia、ケータイWatch(Impress)が揃って折りたたみのGalaxyに関する記事を掲載している。
Flip3が値段との兼ね合いを考えると、ハイエンドスマホのXperiaぐらいの本体価格になっているが、Foldは20万円を超えてお高い。
まあ、Flip 3辺りなら考える人も今回はいるかもしれない。FeliCa(NFC-F)にも対応しているからだ。


しかし、コロナ前までは段階的に折りたたみスマホに置き換わっていくかもしれないという話もあったが、コロナの影響でその目論見もろとも吹っ飛んだ。
理由は、半導体に限らず部品原材料の流通バランスが崩れて高騰しているものが結構あることや、主に観光、飲食などの人当たり(客対応)をするサービス業で、経営悪化や緊急事態(日本の場合)、外出禁止令(日本以外)、非常事態(日本以外)などの宣言により営業が止まってしまったり、営業しても十分な収入が見込めなくなったことなどが、響いたと思われる。

この手のギミックのあるハードは、巷で使っている事を見せる仕事で使われると普及しやすい。それは、一般に記事を書くジャーナリスト、営業職などの外回りをする人、お店などで働いている人などが使っていると良いなと思えるようになるのだ。しかし、そういう場が止まってしまい。さらに、家で仕事をする人も増えたことで、別に特別高性能な新型スマホとかPCとかである必要はなく、目的の活動が出来れば良いという理由へと転じた。

それが、これらの商品の開発や生産を減らすことになったのである。

ただ、Samsungは自社でAMOLEDの開発をして主導的な立場にあったことや、スマホが会社の事業における柱になっていることもあり、これを継続し続けてきた。だから、毎年出して3世代目まで来たわけだ。


まあ、売れるのかは別の問題だが……。

<まだ畳めることの方が値段等を考えるとネックか?>

畳める方がコンパクトになって良く、ポケットなどからポロリと落下する可能性は少ない。
今のスマホは、縦長になりすぎてズボン(パンツ)の左右ポケットに入れて、中腰などになると落ちる事がある。だから、ポケットに入れるとすれば、ズボンの後ろポケットになり、ジャケットなどを着ているならジャケットの深めの内ポケットなどに入れたり、カバンの中などに入れる人も多い。そういう点では、畳めるスマホというのは良いが……しかし、

この手のディスプレイそのものが折りたためるヒンジ(軸)のないスマホは、価格が高こともあって、このメリットのために欲しいかと言われるとそうでもないという答えになることが多い。

さらに、問題はもう一つある。それは、バッテリーの容量である。この手のスマホは重さの割に中の構造が折りたためるように複雑な形になっており、それ故にバッテリーの容量が同レベルのスレートスマホより少ないという問題もある。そもそも、重さも昔の携帯の二倍ぐらいあるし……微妙なのだ。
何より、昔の携帯はバッテリーの持ちが段違いだったし、


そのように考えると、畳める事のメリットが、まだ価格に見合っていないという結論になる訳だ。これが、もう少し下がってくれば、普及する可能性もあるが……果たして、その日が来るのかも分からない。その日を目指すにはもっと多様な機種が多くのメーカーから出て価格が抜本的に下がっていく必要があるだろう。


一時期は、ソニーなども開発していると言われた折りたたみスマホだが、これが再び脚光を浴びるかは、今となっては分からない。
正直、折りたためる大画面のスマホよりも、目的に合わせた小さなスレートスマホでも消費者の一部はよいと思っているはずだからだ。だから、iPhoneSE軽が今でも売れるのである。



尚、この記事を書いていて思ったのは、SDGsとか言うなら、スマホの消費電力をもっと減らすべきだろう。
バッテリーを大きくして長持ちということではなく、性能を今の水準で維持したままより省エネルギーにすることが求められる。それをやらないと、結局は地上で作られる発電や電力利用に伴う熱が増える訳で、温暖化は止まらない……。


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