現陽性増加も重症者と死者は増えない状態をキープ …… 増えるとすれば今日からか、それとも来週か?
ワクチンの効果だろう。横這いだった重症者の数が昨日は横這いから若干減ったようだ。
では、死者はどうかというと15人で少なめである。土日の死亡は火曜日に上がることが多いと思われる中で、重症化または死亡率が下がっていることが数字上も明らかになってきている。
ただ、日別の陽性数は今も増え続けているので、中高年を中心とした感染が増えていけば、ここから重症者が増えていく可能性はある。
増加線に転じてほぼ1週の中で、果たして、今週重症者が増え始めるのか、それとも来週か、はたまた増えずに拡大が終わるのか?それが大事である。
もしも、今回の感染増で増えず減少に転じるまで重症や死亡が横這いまたは減少傾向なら、指定感染症のステージを下げることも可能になるだろう。
いわゆるコロナ後が来る訳だ。
ただ、これのネックは全て五輪である。本来なら今すぐでもそういう議論を始める機運になっていたかも知れないが、全て五輪関連が不透明要因となっており、予測が付けられないわけだ。
オリンピックとパラリンピックが終わらないとこの議論は出来ないだろう。
結局、これが海外からの選手などを大量に呼び込み、下手をすれば新変異株を広げるイベントになる恐れがあるため、予測が付けられないわけだ。
まあ、その前に日本は国会が夏休みモードの閉会中なので閉会中審査があってもお茶を濁す程度で、議論すら無理だが……
感染状況は以下の通りである。
ワクチン接種数は先週分から今週分に掛けて計算が反映されていない大規模不具合があり修正している。
この問題が今後起きることはないはずだが、過去の数値1週間分はおかしいので、注意して欲しい。
これに伴い、免疫獲得数なども大きく増加している。
不具合の修正に伴い数値が上がっていなかった免疫獲得率が25%台まで上がった。
尚、接種完了率は総人口の1/4、接種対象者の28%超えている。今のペースなら、今年中に2回接種は完了する可能性は高い。
但し、Pfizerは3回目の接種を励行する方針であるため、それが終わったらまた、冬の接種デイが始まるかも知れない。