現陽性はやっと2万人を割り込む …… 3月30日以来。ワクチン接種は今のペースなら来年1月21日迄に対象者全員接種完了。
昨日は、日曜日の新規陽性が反映されるので全国的に結構減っている。ただ、福井など一部でその少ないはずの日に増加したのは、気になるところである。
まあ、今のところ重症者の数が0で増えていないので、そこは幸いである。ワクチン接種のお陰でそこと、後遺症の部分が大幅に低減されるなら、隔離による感染症病棟での治療がワクチン接種が進むに連れて不要になるだろうから、そこも見ていきたい点である。
尚、まだ今のところは2月と比べてワクチンのお陰と思われる重症者の減少傾向は顕著ではない。回復比死亡率に関しては若干下がっているように見えるが、重症比は0.05~0.07%ぐらい低い程度で顕著に下がっている訳でもなく上がっている最中なので効果が出はじめているかはまだ分からない。
グラフである。
現陽性はタイトルに書いたとおり2万を割り込んだ。
但し、未だに病床使用率や人口平衡化では沖縄が取り残された状態にある。
これでも、連日新規陽性は減っており、回復は多く出ているのだが、今までに溜まっている陽性患者が沢山いるため、この状態が続いていると思われる。
他の自治体は概ね(北海道は未だ地域によって待機が数日あるかも知れないが)入院調整中などの待機患者は1日長くても2日程度で回っていると思われる。
重症者数と死亡者は着実・確実に減少している。
入院数は一昨日(昨日のBlog集計)で8000を下回り、昨日も100以上減少している。勢いは徐々に落ちているが概ね順調に減っていることが分かる。
自治体別の減少を見ると関東、関西、中京圏のいずれも減少しており、福岡も下がった。しかし、一方で、福井、秋田などで増加している。
そして、今最悪状態の沖縄は-64とまだ減少幅が少なく、長引いていることが分かる。
拡縮状況は、日別ではしっかり下がっているように見えるが、今日の集計(明日Blog発表)でもう一段下げてくれるかどうかが重要になりそうだ。
下げ幅はかなり浅い。それが影響して週平均の方は0.015ポイントプラス方向に転じている。これまでの横傾向が一気に縮小した形である。
ワクチンの日別接種状況は以下である。まだ、100万接種/日という数字は見当たらないが、90万超えは出はじめている。
この月曜日までの数字は今から増えて行くので、ここらで100万/日を達成してくるかも知れない。
統計表は以下である。
今回から、224日後としていた完了予測集計を、接種対象人口を概ね接種し終える日にずらすようにした。
今の状況だと、213日後(来年1月21日頃)が最終日となる見込みである。実際には全員が接種することはないだろうし、まだこれから1日の接種が増えることも考えられるので、どこまでか短縮するだろうが、問題は今は地方自治体の接種と平行しているから、件数が多いが問題は、地方自治体は早いところでは秋には接種がほぼ完了する中で、大都市圏はその限りでは無い点にある。
それに対して、何らかの対策を用意しているのかどうかが問題だろう。都市圏は、接種するための打ち手と接種会場の確保数に対して、人口が圧倒的に多いため、田舎の地方より、接種の完了見込みが後ろズレするのは確実なのを計算していないと、途中から厳しい結果に向かう可能性もあるだろう。