今のペースなら10月8日には接種対象人口の接種完了率が5割超え……総人口で1回目の接種終了相当の折り返し。

今日は、ワクチン接種状況から示していく。
今週月曜までの一週間の接種スピードでやっと10月8日に接種対象の半分が接種完了(もし1回目を全員接種してから2回目なら1回目の接種が全員完了)というところまでやってきた。これからまだ接種の速度は上げるということなので、もっと短縮して行くと思うが、私の順番はいつだろう?
ここまでにはやっていたいものだ。

尚、これには時間差があるので、今の職場での接種なども広がれば、7月1日に総人口比20%を超えて25%ぐらいまでくる可能性もあるが、2回目の接種が最も増えるのは来週から再来週と思われるので、初回接種数が大きく増えるかどうかは分からない。ただ、50万~60万回を初回ベースで維持出来れば120万回/日に達すると思われる。そのペースに達すれば、10月には6割接種以上に達すると思うが……。

それを3ヶ月ほど持続させなければならないため、全ては、感染が再び始まるかで決まるだろう。
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ということで、それを占う感染状況のグラフである。
昨日も順調に減少している。勢いはかなり落ちてきているが、下げ幅をキープしている。
今回は極端な絶壁のような下げがないが、これはワクチンの効果がある程度ある一方で、人の動きが緊急事態宣言下でもあまり変わっていないからだと思われる。今後、これの解除が始まってお店に人が戻り始めた時にどれぐらい感染が増えるのかが焦点というのはずっと書いていることだが、まともな人々は誰もがそれを心配しているだろう。


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全国の病床に関しては、やっと沖縄が100%超えから開放されようとしている。
まだ超えているのだが、一ヶ月ぐらい100%超えだったんじゃないだろうか?
ここははっきり言って関西より遥かに酷い状況だったが、ニュース記事(テレビ報道は知らない)にはあまりならなかったのが、悲しいところである。
そして、今も下げの幅はあまり大きくないのがここの苦しいところだ。

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重症者の推移は急激に減ってきている。これは、病床の逼迫が緩和されたことによるものと、気温や湿度の傾向が変わったこともあるかも知れない。
気温は高くても、10%~30%の春の湿度から、梅雨のジメジメした状況へと変わることで、肺炎に達するリスクが僅かに下がっている可能性はある。まあ、変異株に置き換わったので気休め程度だろうが。
それよりも、ここ2週~3週間ぐらいは重症化しやすい人とそういう人と接する人のワクチン接種が進んでいるので、それも新規の重症者を減らし始めているのかもしれない。
死亡者数も合わせて減少が進んでいる。

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現入院は勢いを増して減少が進んでいる。概ね4週前の半分まで減っているので順調と言ってよい。
転帰回復の数と新規陽性の数も転帰が新規をうわまった状態がずっと続いているので、それも安心を誘っている。
但し、自治体別の感染者の推移は関東3都県で増加している。東京は今週末から来週日曜日(月曜日にここで公開する予定)に掛けても増えてくるなら、反転した可能性もある。

来週からは、緊急事態宣言が解除される予定だが、それを前に増加に舵を切ったなら、1.5週後に猛烈な増加を示す可能性もあるので気を付けたいところだ。まあ、オリンピックするのだから、もう何言っても首都圏民はきかないだろう。


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拡縮状況は、上が凄く伸びている感はないが、以前は上に上がるときも下に下がるときも、ある程度規則性があったのに対して、今はそれが無くなった。
これはワクチンによる良い影響と、自粛が機能しないことによる悪い影響が重なっているためだと思われる。ワクチンによって医療従事者などを介しての発症と人への多くの拡散が減ったのは間違いない。また、高齢者が接種していることによる重症化や感染の広がりも今抑えられ始めているはずだ。

しかし、自粛が機能していないため、人の流れに合わせて感染が流動的に動いているのだろうと思われる。
専門家会議がどうなるかもというのを出しているが、多分あれは過去の予測を元に計算しているはずで、今の状況には沿わないデータになっている可能性が高い。即ち予測が困難になってきていると言うことだ。

きっと次の波は、高齢者ではなく中高年以下の世代で始まるはずで、ある程度蔓延しないと症状がでないような人が、沢山の不顕性感染者と接触する中で、発症する流れになるはずだ。そのため、第5波がもしも来るなら若干後ろにずれる代わりに、出はじめるとあまり時間を経ずにどんと跳ね上がる可能性がある。そこに注意が必要である。

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現状では、悪い兆候はまだない。
ただ、関東では若干増の可能性がある。まあ、まだはっきりした訳では無いが、問題なのはこれが緊急事態宣言の解除前であることにある。

尚、他の地域は概ね減少を続けている。ただし、まだ完全な終熄(感染者ゼロ、患者ゼロ)に達しているところはない。一番乗りは多分鳥取じゃないかと思う(ここは6月の感染者がゼロである)が、そのようになるかは周辺特に京都や大阪から流れて来ないかどうかだろう。

とはいえ、多分人口が少ない地方地域ほどこの先ワクチンの接種がどんどん広がって終わっていくだろうから、地方は早ければ2ヶ月、遅くとも3ヶ月ぐらいすれば集団免疫に匹敵する免疫を持つのではないかと思われる。

関東は誰にも先は分からない。上手く行くかも知れないし、上手く行かないかも知れないし、ギャンブルだ。
一か八かで上手く行くか、失敗するか……それを見てオリンピックよりも長い期間、ハラハラドキドキ、イライラすることが決まっているのだから。


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