50代以下の死者3.5倍、大阪 第4波、変異株の影響で……根拠となる数字を出すべきである。
東京新聞の記事である。
これを読んでそのまま鵜呑みに出来る人は幸せ者とも言えるし、そういう人が多いから自治体にしろ政府にしろ頭を働かせずに国民に自粛だ我慢だと言えばよいと思い込むのだろうとも言える。
何故なら、日々出ている大阪の公表資料の5月17日付けでは、
7 医療の管理下になかった自宅(施設含む)・宿泊療養でのコロナ関連死の死亡者の状況
という内容があり、
そこで50代以下(50代を含む)は0⇒4人だったからだ。
ちなみに高齢者は、1⇒13人である。
このケースだと、0⇒4は倍数では測れないほど大きいが人数では高齢者より小さい。
一方で、高齢者の1⇒13は13倍であり、増加は顕著だ。
何よりこの情報のタイトルは、「自宅(施設含む)・宿泊療養でのコロナ関連死」であり、
いわゆる医療崩壊による症状の重篤化が影響して亡くなる人が増えた可能性も示唆している。もちろん、N501Yの影響で急性の症状が出やすくなったとも考えることも出来るが、これは数字だけでは読み取れない。
元の文章には倍数しかない為、若い人だけなのかというと疑問符が付くということがそれに上乗せされている訳だ。全体の感染者が増えたり、重症者が増えた結果、ウィルスとの接点が増えて重症化しやすくなったから、高齢者も若者も重篤になり、助からない人が出てきたという見方が出来るのだ。
当該の記事には書かれていないので分からないが、高齢者は何人増えたのか減ったのか?それを示した上で、全体としてその年齢層の感染者に対して、どう推移しているかなどの数字やグラフで示さないと、危険度が上がっているのかすら分からないだろう。
理解出来ない人もいるだろうから、分かり易く数字で言えば、第三波で100人50代以下が感染して2人死んだと言う場合に対して、4波では10万人感染して7人死亡したでは、確かに人数は3.5倍だが、死亡率では2/100(2%)、7/100,000(0.007%)と後者の方が率が下がるのだ。
さらに、高齢者が上記したように10人⇒130人で、50代以下が2人⇒7人だったとしたら、高齢者の方が危険度が上がっていることになる。
あくまでこれは例であり実際にそうなっているという話ではないが、何をスライスしたときに3.5倍になるのかというのをちゃんと示すか?または、ちゃんと実数で当時の年齢別階級と今の階級にわけた死亡者数を示してくれと言うことだ。
もしも、明らかに若い人に死亡者が増え、高齢者の増加に比べて3.5倍とかそんな状況だったなら、ワクチンの接種計画も政府と話し合って変更しないと、働き盛りの若い人が死ぬことになる恐れもある。それは死者が3.5倍だから注意してくれとかそういう悠長な話をしている場合ではない。今すぐより高い水準の緊急事態宣言に切り替えて、さらに給付金を広げて、且つ高齢者中心の接種の見直しも今一度行う必要がある。少なくとも、インフラや、公共に携わる人には高齢者より早く接種を義務づけた方がよい。
そういう、曖昧な口先発言に終始しており、自治体の長も政府も報道も国民が求める真相報道の意味を分かっていないから、国民が納得しないし、日本国民の不満が高まる原因になる訳である。
はっきりいって、より感染しやすい重症化しやすい可能性があるから動くなという曖昧な内容の方が世間から見ればマシなのだ。データとして分かってきたと言っているのに、データを出さないなんて信用に値しないのだから。
それをそろそろ政府も、自治体も理解しろ。
それをチェリーピッキングしたり安易に自ら自粛してくれる方向に評価するのは勘弁してくれと言いたい。たぶんこんな感じだから怖いよと伝える暇があるなら、行政として国民に対して何が出来るかを無い頭を振り絞ってでも考えた方がよい、これは政府も同じだ。我慢しろ、怖いぞ、動くなではもう県民も、府民も、道民も、都民も、我慢している人は我慢し続けている。これ以上どう我慢しろという話になる。
極論を言えば感染する前に感染以外で死ねば良いのか?(それならコロナで死んだとはならない)ということにもなりかねないし、実際にそうなって来ている人がいることを、もっと深刻に考えるべきであり、それでも我慢して貰うしか方法がないなら、我慢に見合った対価もセットにすること、どうしても出来ないなら少なくとも根拠ぐらいちゃんと示せ。それが最低限の誠意だ。
人の動きを抑えようと必死なのは分からないでもないが、全体に公平な補償を満足にしないくせに、怖くなるように情報は都合よく切り取るのは勘弁して欲しいというのは、多くの若者であり現役の労働者や企業の役員、個人事業主が思っていることだ。これは、大阪だけではない。全ての自治体と政府のトップや判断を行う関係者、さらには報道機間に言えることだ。血液型によってなどもそうだが、だからどうしろという話だ。
動くなと言われても、仕事をする人は仕事をしなければ生きていけない。本来だからこそ、上に立つ者は特別な立場で下に求めるのではなく、特別であるという証明を成果を出さねばならない。それが出来ないなら特別な振りをしているに過ぎず、今後もっと期待されることも無くなっていくだろう。

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