現陽性は間もなく3万人……夏のピークに対して2倍超、1月のピークに対して39.92%まで増加。

凡そ1ヶ月前の3月7日~10日頃は現陽性が、底を打った頃だった。3月9日に最小の12,496人まで減ったが、それは夏のピーク14,752人から見れば8合目を超えた84.7%(15%下がった)場所に過ぎなかった。そして、そこに10日間ほど留まり、再び増加へと転じ、3月24日(水曜日)に14,752を超えて概ね2週間でその倍に達した。増加ペースが持続するなら、もう1週~1.5週で3倍を超えるだろう。

ただ、これでもまだ緩やかな方である。
今日金曜日か土曜日で、現陽性はもう少しどんと増えるかも知れない。週末は、病院の外来(受付)と役所が休みの体制になるため、回復が出にくいからだ。その上、一部自治体では検査残が出はじめている。

今、それが出ていると明確に分かるのは、沖縄、長野、関西(ほぼ全域)辺りであり、週末でそれらを解消するように休日も返上で頑張ることになるだろう。

東京と神奈川は……。ここは検査残の前に検査自体に消極的であるように見えてしまう状況にある。これは、恒常的に人員や体制に問題があり不足しているためだ。即ち、キャパがずっと不足しているのだ。

昨年年末~年初に掛けて凄い感染者を捌いていたが、あれは民間検査が帰省などをしたい人の影響で活況になり、自治体のキャパを大きく超えた影響と思われ、それと同じような体制を保健所と病院で行う体制には未だになっていないのだろう。結果、件数が増えていないと思われる。まあ、中止する予定もないオリンピックも影響しているのだろう。あれをさっさと中止できていれば多少、自治体の職員が浮いて回せたかも知れない。

ここまで、ギリギリまで人や予算を割いて、これで出来なかったら、本当に阿呆みたいな話になる訳で、絶対にもうやるだろうが……これでやらないなら、本当にこの国は終わっているということになるだろう。どうせ対案を出せるようなタマを持った人間は居ない。

ちなみに、私は今でも中止するのが得策と思っている。その代わり、感染が落ち着いたらIOCの冠はなくても良いから、出場するはずだった選手や観客を集めた大会を日本で行えるように準備すればよいと思っている。GoToをやらずにその予算をプールでもした方が、インバウンドの経済効果はデカいだろう。

話を戻すと、東京と神奈川は元々この土俵にも乗っていないと思われる。
だから、1月に積極的疫学調査を止める事態になった訳である。まあ、関東に人口が集まりすぎと言うことでもあるだろう。


本題である。

今日は北海道のデータが詳細未確定のままである。
今は既に閲覧出来るのだが、この執筆時点で13:30集計が取得出来なかったためだ。

新規感染者数は高止まっている。回復者数は伸びが鈍化しており、治療が長引いていたり、本来入院すれば回復が早いはずの人が、自宅待機などによって回復しにくい状態になり始めている可能性がある。一部情報では、変異株の影響で40代~50代の中年での重症化が以前より急増してきており、20代~30代でも中程度ぐらいまで悪化するケースが増えているという情報もあり、その結果、長期療養が必要な人が増えているというダブルなのか、トリプルなのか分からないパンチで滞留しているのかもしれない。

尚、10歳未満の患者も全国的に増えており(以前は全く症状なしで、陽性にもならないことが多かったはず)、多分その多くは、変異株ではないかとされている。実際に、欧米やブラジル、アフリカ等で出ていた傾向と酷似してきている。一部の人は、若い人はもう動いても良いじゃないかいうことを言い始めているが、ワクチン接種が進まないうちにそういう短絡に動くと、ブラジルで若年層の死者が急増した(それでも高齢者よりは少ないが)ようなことが起きる可能性もあることを忘れないで欲しい。変異株は、従来株とはもう別物と思った方がよい。

陽性者が多い都道府県の比率としては、大阪が25%にギリギリ掛からないところで耐えている。他の自治体での陽性が増えてくれたお陰で、昨日も何とか25%を超えずに耐え抜いた。それでも、2番手の東京に10%以上差を付けているのだから凄い。

陽性者の療養状態は確定入院中が29%、自宅療養が26%、宿泊施設が20%である。ちなみに、調整中・未確定・入院宿泊準備調整を合わせた割合は21.85%で宿泊施設療養より多くなっている。


20210408_A.png



病床使用率は、徳島(みなし入院)、香川(宿泊)がどんどん上がってきている。ちなみに、この2県に比べて愛媛はまだ低いが、人数的には愛媛の方が酷い状況になってきている。それから、福島が連日過去最高の増加を示しているせいか、再び増加で推移している。後は、関西が突出しているのと、宮城はなかなか減らないことぐらいだ。
人口平衡化では、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、滋賀の関西だけで、全体の29.537%と高い指数になってきた。東京などは人口が多いため、まだあまり大きなウェイトを占めていないように見えるが、これで既に逼迫を恐れている状況(ずっと東京は逼迫している)である。いつも、最後まで抑えきれず、我慢できずに動き出し、そして収まった地域に感染者が移動して、感染が再び地方で増えるような状況を生むくせに、未だに体制が確保出来ない辺り、もう笑うしかない状況であると言える。
20210408_B.png


重症者は、増え続けているどんどん大阪と兵庫が他の自治体の比率を侵食し押し下げていく。
死亡者数は、もしかすると一昨日が週合計だと底だった可能性がある。日別だと4月3日辺りになるだろう。これから増加に転じそうな雰囲気だ。

20210408_C.png




入院患者数(みなし含む)は8944人と9000人に迫っている。ただ、昨日も書いたが伸びは新規陽性の増加に対して見合ったものでは無い。
その分は、右下の調整中・未確定に加わっていく状況だ。そして、当日陽性は大阪が全体の26%、回復は東京が全体の24%を占める。回復者が超過しているのは、青森-10、山形-2、栃木-5、千葉、-4、広島-4、佐賀-4、宮崎-2の7県である。それ以外は±0か陽性者の方が増加している。


20210408_D.png

最後は、拡縮状況である。昨日は日別では0.002ポイント上昇し、週平均は0.201%まで上がっている。概ね横ばいだが、プラス方向で僅かに上がっているので、減少時期に突入する気配は全く無い。

20210408_E.png20210408_F.png





尚、4日以来今日もフルデータを公開する。

加工して利用するのは以下のロゴを掲載するか、それが嫌なら上記上から4枚目の画像にある、都道府県のリンク元を貼り付けるなら自由であるが、
そのままを転載することは厳禁である。

一応今回は多少見やすくなっているかも知れない。
また、公開期限は不定期で終了し、リンク切れになることがある点に注意して欲しい。
PDOr.png


<利用上の注意>

・データ内容の説明などは添付していません。
・当該のデータに関する問い合わせには応じませんのでご了承ください。
・日付・自治体毎の更新状態が正常ではないデータには、既知の不整合や条件付き情報が含まれています。
・陽性患者状態の区分演算が0以外の自治体・日付データは患者状態の詳細にズレがあります。
・このデータは自治体公開データをそれぞれ集計したものであり、厚生労働省が集計しているデータや、新聞社などが集計しているデータとは異なります。
・変異株の情報は古い日付ほど適正ではありません。また、厚労省と自治体(一部は地域報道)の情報を組み合わせているため、いずれの発表分と一致しない自治体もあることにご注意ください。

・加工や編集は自由ですが、その場合は、上記した条件に従ってください。未加工で不特定多数に頒布することは禁止します。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック