日曜にプラスに反転した全国の現陽性者数……前日比117人増加

先に断っておくが、この状況が凄く悪い結果だという話ではない。

むしろ、よく耐えていると言える。土曜は減少を維持したからだ。想定では土曜から増加に転じると思っていたが、金土は耐えて、日曜にその分以上に戻した形になった。まあ、今日の集計ではよほど新規陽性の発表が増えない限りは、減るはずなので、心配するほど不味い状況ではない。週末の増加人数としては決して多い数字ではないという程度だ。

尚、グラフを見ると分かるが、概ね11月16日~17日の現陽性者と昨日の現陽性者は同等に達している。120日で120日前まで戻したという形である。

現陽性者の数は最も多い東京でも3000を下回っている。その他の自治体は全て1500以下になっている。但し、既に大半の自治体で新規余生と回復・死亡が拮抗する停滞に転じている。
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入院患者の数も概ね全ての自治体で危険域から遠ざかり始めている。
まあ、千葉がまだ高めだが、東京などはいわゆる逼迫からは外れている。今でも逼迫という言葉を使うケースがあるが、これはSARS-CoV-2/COVID-19による逼迫ではなく、一般・救急の他の入院を含めた通常体制に戻すにはまだ高いという話だ。しかも、患者数が減少から停滞に転じたことで、通常体制に戻すにも戻せないという状況が続いているわけだ。

それだけではなく、患者が減ったという雰囲気によって患者が反転し増加した反省もあるのかも知れない。
ワクチン接種が本格的に広がるまで、あと1ヶ月から2ヶ月ある中で、今病院の患者数が増えるのは望ましくないため、必至なのだろう。
まあ、一応書いておくと、状況は停滞しているがまだ悪化はしてない。但し、今の状況だと一週間~10日で悪化方向に滑り落ちる可能性が高い。
人口平衡化指数は、福島が上がってきている。また、沖縄の全国比率が6%台まで上がり、埼玉と同等にまでなってきた。
他が減ってきた中で、沖縄は減少が進まないためである。

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地域別の累計比陽性割合は、平均がプラスに転じた0.0102%のプラスである。久しぶりのプラスとなる。
内訳としては福島が13.6%で感染拡大期にある。また、多くの自治体で数値が停滞し始めているか、僅かに上昇の兆しがある。

日別の拡縮状況は、大きく上にぶれており、こちらもプラス0.019%まで上がった。
週平均の拡縮はまだマイナス0.061%だが、今週中に0付近まで上がる可能性が高い。0を超え始めると、感染拡大期へと突入することになる。

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重症者数は横ばいである。ちょっと上昇の兆しがあるのかもしれないが、多分停滞だと思う。増加に転じるには陽性患者の数が増えていないので、すぐすぐ増加に転じることはないと思う。

死亡は、減少傾向にある。昨日は、東京の死亡が無かったが、関東の死亡が割合としては相変わらず多い。

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入院中(みなしと入院扱いの陽性含む)は、土曜日の6189だったが反転し、6225になった。これは少しびっくりだった。
たぶんだが、先週から日曜に掛けて、3日ほど新規陽性発表数が、当日回復(死亡を除く)を逆転していたこともあって、一旦減少が止まったのかも知れない。

自治体別の前日比陽性増減は、北海道、宮城、福島、埼玉、東京、長野、静岡、滋賀、(京都は週末の集計停止が掛かっているので集計に含めません)大阪、兵庫、奈良、岡山、香川、高知、福岡、佐賀、沖縄で増加している。明らかに増加の兆しがある関西の増加が気になるところだ。

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尚、ワクチン予防接種は3例のアナフィラキシー様症状が出ている。
いずれも、5日~7日の間で、全てアレルギーなどの持病を持っていた人である。

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現陽性の反転は若干遅れたものの、週末にやって来た。

今週については、今日明日は新規陽性が少なく、回復が多くなるため、再びマイナスに転じるだろうが、水曜以降は、増加の兆しがさらに見えてくるかも知れない。まあ、今のペースが維持されるなら、ワクチン接種計画に影響を与えることはない。ただ、ここから急増することがあれば、ワクチンの接種計画にも支障が出てくる。あと何ヶ月でどこまでの接種が出来る見込みなのかはまだ分からないが、少なくとも5月~6月までこの状態を維持しないといけないわけだ。

だが、現状を分析する限りでは、厳しいだろう。
多くの人が既にそう思っているはずだ。

3月の終わりから4月の移動シーズン(進学、就職などに伴う移動)にある程度増えた不顕性感染者が全国に散る可能性が高いと思われる。現時点では、昨年と全く同じストーリーを再び描いているように見えるが、自粛を既にしている人々が出来ることは殆ど無い。



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