12月最後の日は東京が過半数の純増(950人)…… 1802人の現陽性増加。

元日だが、金曜なので確報版を更新する。

昨日は、福岡(1月2日<集計か当日かは不明>から再開予定)と京都が年末年始休となった。山梨は更新された。
尚、岡山も更新されなかったため、差分更新(倉敷と岡山のみ更新)である。

昨日は東京が、1337人の陽性を出したことで、ショックが広がった。
昨日東京の入院患者は2594人だったが、2341人が待機患者(未確定含む)になっている。
1300人も一日に陽性が見つかればそうなるのは当たり前だが、凄い数だ。ちなみに、東京の現在陽性は9185人だった。

他の自治体も年末の最後の日とあって、31日が残るのは仕方ないにしても、それ以前の溜めをしっかり吐き出したような印象が見られた。
表とグラフは以下となる。

20201231_F.png20201231_A.png20201231_B.png20201231_C.png20201231_D.png20201231_E.png

全体を総括すると、現在陽性の数は8月最悪時期の3倍の線がみえるようになった。
また、減っていた自治体が増えつつある流れは変わらない。その結果、総じて数字は悪化している。
特に関東広域圏は深刻な状況が続いている。大半の患者は、軽症だがこの軽症数でも最終的に2~3%は重症が出てくるだろう。4500人だと1日に90人~ぐらい重症が生まれる計算であり、それが2週間~8週で解消(死亡または転帰)される。即ち、4500人/日が4週間続けば、最悪の場合で1200~2200人ぐらいの重症患者が最盛期に病床を埋める可能性がある。

また、回復者数の伸びが本当に悪いのも気になる点だ。
夏場なら二週もすれば先々週の水準を上回る回復が出てもおかしくないが、2週間前と比較して50人~400人ぐらい少ない水準まで回復レベルが落ちている。

尚、正月3が日は、関東も含めて全国的に多少減るだろう。
民間の検査機関がお休みになっている場合も多く、病院も体制は維持しているもののキャパには限界があるからだ。
民間検査がある程度動かないと、数は増えないと思われる。

一方で、死者、重症者数は暫く高い水準を維持しそうだ。
それでも、今の時期は他の病気や事故での死亡率が高い時期になるが、寒さや医療の限界もあって重症化した人の治りは悪く、回復できない人も多くなりそうだ。だから、なるべく感染しないようにそして怪我や他の病気をしないようにステイホームを呼びかけていると言えるのかも知れない。





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