Windows 10のチェックディスクでファイルシステムが破損する不具合…… 致命的なので、chkdsk /fを避けて。
PC Watchの記事である。
Windowsの20H2月例アップデートでBSoDが出る不具合が見つかったそうだ。これは、fixスイッチ付きでチェックディスクを行った場合に起き、仮想環境(VM上のゲストOSでWindows10 20H2を実行している環境でchkdskを実行した場合)でも起きるらしい。
心から言う。本当に恐ろしい。
内容の通りなら/rスイッチなら大丈夫なのかな?どちらにしても、再起動で修復するchkdskのコマンド実行は対応パッチが出るまで暫く避けた方がよいだろう。
尚、この症状が出ると、数回の起動失敗の後、回復オプション(回復コンソールメニュー/Windows RE WIM)が起動する。
そこで、詳細オプション(高度ではないと思うが環境によって違うかも知れない)⇒コマンドプロントを開き、chkdsk /fをもう一度実行して指示に従えば(再起動を求められる事があり、再起動時にチェックディスクが掛かる場合もある。)次回は起動するようになるという何とも間抜けで無駄なチェックディスクになるようだ。
チェックディスクで破損させて、チェックディスクで回復させるのだから……。
ちなみに、chkdskは基本的には頻繁にかけるものでもない。
NTFSやReFSの場合は、ファイルシステムに問題があれば自動的にchdskが実行されることが多いからだ。
そのため、定期的に実行する習慣を付けている人は、この際そういう習慣を止めてしまうのも手だろう。そもそも、chdskで回復出来るのはクロスリンクや不良セクターのスキップ処理とFAT/MFTとデータの不一致を修復するだけであり、先行故障検知等にはほとんど使えない。故障検知をするなら、イベントログでdiskやDISKのログを見るか、S.M.A.R.Tを見た方がまだよい。ちなみに、SSDでは制御ファームが、制御閾値を下回るセルには動的にスキップ処理を行う場合が多いため、chkdskの手作業での実行は本当にOSが起動出来ないとかそういう場合だろう。そういう場合になると、もうたいていは戻らないけど……。
もちろん、動作中に停電したとかあれば、やった方がよいこともあるかもしれないが……。HDDやSSDで実際に物理的なディスク破損が生じていると、これをやるとバックアップする前にデータが全部飛ぶこともあるので気を付けて欲しい。

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