高知の感染はさらに増加……院内集団感染は恐ろしや。

昨日は、台風災害以外で初めて沖縄の集計が出ず、今日になった。後は、北海道と広島が暫定値(当日詳細未確定)である。
沖縄は感染二桁から抜け出せない状況が続いているため、かなり疲弊しているのは沖縄では知られていると思われるが、全国でニュースになっているのかどうかは分からない。まあ、どうせGoToで大変とかそんな話題ばかりだろう。

とにかく沖縄は担当者が感染して体制が崩れたとかそういう事態じゃなければ良いが……。

また高知県で院内での大規模な集団感染が見つかった。病院関連だけで一気に15人以上の陽性が出たことで、患者数が急増した。
高知は11月20日頃から異変が始まった。それまでは本当に感染が少なく、11月19日で累計144人の患者だった。それが、一昨日(昨日発表)時点で404人である。累計患者の内39%-159人が現在陽性療養となった。四国最小の感染者数だった自治体が1ヶ月も立たずに四国最大の感染者数になるとは11月にはだれも思いもしなかっただろう。

これが飛沫や空気で広がる感染症の怖さと言える。

広島のGoTo除外も早める計画のようだが、全国への拡散を抑えるという意味では、もうGoToを今更止めても遅い状況に入っているような気がしてならない。四国の現状を見ると、最低でも3週間早くそういう決断が出来ていればと思う。

もちろん、東北の日本海側~山陰地方に掛けては「比較的」感染が抑えられている地域があるのでその地域での感染が防げる可能性はあるが……まだ10日以上後に全体は止まるわけで、果たしてそれまでに広がらずに耐えられるのか?それとも、他の少ない自治体でも広がりが見られるか……分からない。まあ、今の状況では仕事以外で遠くを旅行する人は少ないと思うが……。

尚、今の段階で先行するGoToの停止は、発着を止める訳では無く、目的地としての旅行が止まっているか、止まる予定である。だから、東京などから他の自治体に行くのには影響はないようだ。

ちなみに、北海道は陽性者数が明らかに減少傾向にある。
はっきりと確実に陽性者数を減らしている。但し、入院準備待機の患者がいなくなるには、まだ暫く時間が掛かるだろう。

一方で、着実に積み上げている自治体も多い。宮城や山形は連日増の傾向があり、結構悪い。ただ、人口平衡化した場合に東京が4800超えして減少傾向にある北海道を下手をすると1週間あれば抜けるぐらいまで成長しているため、扱われることもないだろう。

各々の自治体がどんな常態かはそれぞれに見て周囲と比べて判断するしかない。ちなみに、昨日最も現在陽性指数が増えたのは兵庫次いで高知である。
最も減ったのは、東京、次いで沖縄である。東京は昨日だけで見れば感染者よりも陰性・退院(死亡を含む陰性または無症状期間が基準を満たした陰性相当の人)の方が多かったことになる。実際に転帰回復は638も増えている。

ちなみに、愛知と京都と大阪は増えている。以下の表で自分の自治体がどうだったのかは分かるだろう。

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全国の陽性者数の推移は、昨日は広島の数字がまだなのだが、一応+159である。ここから広島の回復や死亡が多く減ったとしても、15~30の範囲だと思うので、概ね100以上ぐらいは陽性が増えたと考えられる。
増加傾向は、週明け2日目の段階では鈍化しているようにも見えるが……週後半に掛けてそれが続く保証はない。期待はこれまで裏切られてきているので、良い方に期待しない方がよいだろう。

尚、患者区分は大阪より東京が総数ではリードしたままである。

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重傷者は当ブログ集計上では600人間近の596人である。但し、広島など一部の自治体は区分がないため集計に含まれていない。
そう考えるともう600人は超えて居るだろう。病床占有率は、東西で差が殆どなくなった。以前は東が高かったが、西日本も高くなった。
東西で違いがあるとすれば、全体として見るとまだ西日本は山が低めというぐらいだ。1ヶ月差ぐらいの雰囲気だろうか?

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人口平衡化感染指数は、西日本の拡大が結構顕著に見える。ただ、山口を含む山陰と高知を除く四国がまだ相対的に低いことで
見た目ではまだ低そうに見えるという感じだろう。ただ、最初に書いたように高知は1ヶ月で大きく拡大した訳で、どの自治体も、高知並に1ヶ月でなる可能性はある。

死亡者数は、高止まり状態である。重傷者があれだけいれば、死ぬ人がこれぐらいは出るのは当然だ。
問題は、比率が徐々に北海道、大阪以外にも広がり始めているということだろう。死亡者が最近頻繁に出ている自治体の住人は、より気を付けるべきだろう。

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最後は、入院動向などのグラフだ。入院は概ね横ばいである。若干減っていることになっているが、この数字の上下は横ばいと見た方がよい。
その証拠に右下の待機、未定はまだ十分に待っている自治体が多いからだ。現在陽性の増減は、途中に書いたが広島が未確定(北海道は暫定確定でほぼ動かない)なので、もう少し減るか増えるかも知れないが、160弱のプラスである。広島が上下に動くとしても、-35~+10の範囲内だろうと思う。


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今週は、強い寒気が全国的に入っており、寒い。この寒さ(室内外との寒暖差)は呼吸器疾患はもちろんだが心臓血管などの疾患なども引き起こしやすい。
SARS-CoV-2/COVID-19対策はもちろん大事だが、感染対策だと無理をしないことも大事だ。死の病は決して、SARS-CoV-2/COVID-19だけではないことも踏まえて、行動すること、その中でSARS-CoV-2/COVID-19に感染しない心がけは忘れないことが大事だ。

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