Windows 10 October 2020 Updateが一般提供開始 …… 2004の更新が来ないのに。
PC Watchの記事である。
家にあるPCではまだ2004の更新がやってこない端末が2台、不具合で1909に戻した端末が1台ある。
2台は更新が終わっているが、一部導入できなくなったソフトウェアがあったりする。これは、10月から、一部のドライバーやシステムインストールに厳格化が掛かったことなども影響しているのかもしれない。
以前からアップデートに魅力はないが、本当に更新で次は何が使えなくなるかを心配する時代に入ったと感じる。
<差分でも年2回は不要>
個人的に思うのは、年2回のうち1回は差分で軽い更新になるとして、年二回も更新をしないで欲しいと思う。
というか、1年に一回でも多い、2年に1回にして欲しい。それでも、脆弱性などの累積更新で不具合が出ることも増えているのに、Feature Updateで苦労するのは本当に時間の無駄であると同時に、ソフトウェアを開発している企業やドライバーを開発する事業者にも既に負担でしかないだろう。
それだけ、有意義な機能が増えていた時代ならまだしも、この5年でFeature Updateの機能更新にワクワクする人はほぼいなくなり、大半の場合、不具合の記事の方が多くなるのだから……。
OSのアップデートに対する考え方、在り方そのものを、もう見直すべきだ。
まあ、Microsoftはそれを聞き入れるつもりすらもうないだろう。
<既にどういう目標かも分からないWindows>
Windows 7や8の頃まではある程度OSにビジョンがあり、将来の目標があった。Windows 10も最初の頃は1年、2年先が多少は示されていたが、今ではそれも希薄だ。何というか、ぼんやりと数ヶ月後にこうなるん?こんな感じ?っぽいという雰囲気を見せるだけで、それが実現されるかは風任せとなる。実装されると、その技術以前に使われた技術が消えていくか、レガシーに置き換わる。
逆に、こんな感じになるっぽいと見せていても、実際には実装出来ずにギリギリでキャンセルされ昔の状況が継続されることもあり、それが何世代か後にまだ計画が残っていて、載せるよということになるケースもある。
そうやって、ダラダラどこかで実装すれば良いという雰囲気にするから、不具合も埋まりにくい。何故なら、最終的にそれをやるかもしれないというコードは残りつつ開発が行われているため、中途半端コードが増えていくからだ。それが、脆弱性と不具合を嵐のように生み出す。
そして、ついに前のfeature Updateが全体で行われる前に、次のUpdateがやってくる状況になった。
このままこの状況が悪化するとは思いたくないが、少なくとも2年3年先の方向性だけでも、示すようにして更新の間隔をもう少し長期化しないと不具合の方が、OS Updateのイメージとしてより定着していくだろう。
ちなみに、O2020Uは既に2004の不具合がそのまま継続する場合があるようなので気を付けた方が良い。

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