PlayStation 5の仕様概要発表……PS4、PS4 Pro、Xbox One ,Xbox Series X等比較表更新

PlayStation 5の仕様概要が発表された。完全な仕様ではないが、Xbox Series Xほどではない性能であることは予想していたが、まあ、概ね想像出来る性能だった。

仕様比較は以下の通りである。

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全体的に見て、ストレージのアクセススピードにおいてソニーは力を入れていることが分かる。ボトルネックとなるストレージに力を注ぐことで、トータルでの快適性を重視したのだろう。これは、ゲームコンテンツの見た目の差が徐々に分かり難くなっていく中では、的を射ているとも言える。

一方で、全体の底上げを今回も図ったのがマ社である。これはこれでスペックを掲載する側としては正攻法で素晴らしいと思う。ただ、市場を奪えるかどうかという点では、消費電力や発熱、騒音、デザインとコンテンツ量が影響するので、性能が高ければ沢山売れる訳でも無い。PS3で失敗したソニーがPS4で選んだのがそこだった。

今回もそれを重視しているのが見えてくる。たぶん、このスペックでも十分売れるだろう。平時なら……

今回は、GDCやE3などのイベントがないので、実機比較のレビューやゲームタイトルの準備状況などがまだ出て来ないのが、スペックだけで比較する人が増える可能性を秘めており、ちょっと気掛かりな点であるというのは、前回のXbox Series Xの仕様でも書いたが……

コロナによるイベントの中止がどう影響するのか、今後生産数量などにも影響が出るだろうし、長くコロナが続けば売上げの予想も下がることが予想される中で、どちらが買いやすい品に出来上がっていくのか?その辺りも、注目点であると言えるだろう。

今回のショックはたぶん相当デカいものになる。コロナ前と後で時代のトレンドは変わるだろうから、最悪似たり寄ったりでどっちもダメなんてことにならないようにしてほしいものだ。まあ、殆ど開発は終わっているはずで、後はアプリケーション(ゲームコンテンツ)待ちのはずだから、今更変更は無理だろうが……。
この先、どうなるんだろう?


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