税別2万円切りの7型Android 9搭載タブレット、NEC「LAVIE Tab E(TE507/KAS)」…… レビューで酷評されるタブレット。
PC Watchのレビュー記事である。ここまでレビューで酷評されるのは珍しいことだが、流石にこれほど古いプラットフォームに最新のOSを入れて新製品ですと売られると、酷評になるのも致し方ない。これでも、最後は渾身の配慮(金額を目標に作った)がされている辺り、頑張った方だと思う。
私の場合は既にバッサリ切り捨てているので、評価のしようもない。
安かろう悪かろうなら、出さない方がマシなのに出すのは、たぶんこの製品がLenovo製品の在庫処分のような扱いだからだろうと思われる。そもそも、Lenovoも似たような機種を出してきたからだ。しかし、このスペックで売れるはずもない。いやもっと言えば、NEC-PCのタブレットはOSアップデート保守がほぼ皆無であるため、買いたいと思う人がほぼ居ないはずだ。
iPadを買った方が良い。Androidがどうしても欲しいなら、Huawei MediaPad辺りを買った方が良い。
値段もNECと同じような価格で、性能は遙かに上なので困る事はないはずだ。まあ、Huaweiというメーカーに対して嫌悪感を抱いている人や、よほど情報処理関連で守秘情報を扱う組織で使ったり、その組織に属しているなら向かないかも知れない。
まあ、こういう低価格な中華タブレットがあるから、なかなかこういう市場で上位機を出すのは難しいのだろうが、日本市場だけで考えるなら、Snapdragon 6x0~8xxシリーズ辺りを搭載して、メモリー3~4GB、ストレージ32GB~64GBで5万ぐらいに収め、防水でもつければたぶんそれなりに売れるだろう。
SDM400系やMediaTek系のプロセッサーで1万円台や2万円台を売りにすると、まずシェアを取るのは不可能である。
この製品開発の主導権はきっとNEC-PCのスタッフにはないだろうから、こんなことを書いても仕方がないのだろうが、もしも開発することがあるなら、日本の市場で消費者が好みそうなものを模索してほしいものだ。
この記事へのコメント
ちなみに同じメモリ構成のTab M7販売代理店モデルは税抜11000円の価格設定、北米Lenovoが販売しているTab M7 1GB+16GB版(Android Go)は60ドル...
OSメジャーアップデートをしないで前年、前々年と同じスペックの泥タブを毎年のように発売するLenovoにも呆れますが、それ以上に化石スペックの製品に強気な価格設定をするNECにも驚きです。
確かに画面の表示が遅い。
そして最悪なのが、液晶ディスプレイでの操作感です。
まず、触っていないのに勝手に触った様な動作をしてブラウザのページが切り替わったり、ホーム画面のアイコンを押されたりと酷いものです。
次に、フリック入力をするとキー中央の文字が入力され、次いで周囲の文字が入力されるので使い物にならない。
こんなハズレのタブレットは初めてです。
愚痴ってしまい、ごめんなさい。でも本当に捨てたくなるような使い心地です。