新型「Mac Pro」……性能は最高、格好良さの基準は人それぞれ
ITmediaの記事である。Mac Proの新型が発表されたが、おろし金(チーズおろし器)とTwitter上では揶揄されている。我が家が日頃使うおろし金が形が少し違うので(とはいえ言われて見ればもう一つある箱型のやつがこれに近い気もする)、そうだとは思わないが、あのデザインは私の中では間違いなく無理だ。かっこ悪いとかじゃなく、気持ち悪いデザインである。
Mac Miniのシンプルなデザイン(ロゴが天板になければ完璧)が評価されているのに、心から何故と思う。あれほど凹んでいると流石に紙粘土で埋めて、メタリック塗装用スプレーで綺麗に慣らすのも大変そうだ。まあ、買えないぐらい高いのだが……。もし、誰かからもらえるとしても、そこから(または面に何か張って隠すことから始めることになるというレベルである。
まあ、この好みは人それぞれである。
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1906/04/news051.html
https://japan.cnet.com/article/35137929/
<動画編集向け?……むしろサーバー>
内容を見る限り、8K動画のクリエーション向けに開発されているのかな~という印象を受ける。RAMが最大1.5TBなのは動画をトラック配置した際にメモリーキャッシュ上に常時映像を展開できる程度の容量と言うことだろう。しかも、8Kで、2~5トラックぐらい軽く展開できそうだ。
Premiere CCなどで映像編集するなら気持ちがよいほど快適に動くだろう。その代わりお値段も1桁違うのは確実で、最上位カスタマイズ、オプションを付けると150~2xx万ぐらい行くかもしれない。
しかし、ラックマウントに対応出来るとようになり、既に個人の域では使われない領域に達している。どちらかというと、上位の業務サーバー(高級サーバー)の域に入っており、クラウド(グリッドコンピューティング)や仮想化シンクラでのリソース連携でもサポート出来るアプリケーションやプラットフォームソフトウェアを入れて仮想化しそのリソースの殆どを使えるならば、サーバーとしても優秀なものになりそうだ。
ちなみに、これにはオプションでafterburner(アフターバーナー)というアクセラレータ(加速器)も搭載できるようだ。これの仕様がどういう物なのかは定かではないが、3DCGのモデリングやデコードなどで専用に使えるApple独自設計のアクセラレータっぽい。グラフィックカードと書かれている記事もあるが、見た限りでは(versatile) visual accelerator(VVA/汎用視覚効果向け加速器)だと思われる。どうも動画データ(RAWやMPEG、H.264/265など)からCG(コンピュータグラフィックス)のモデリング(デコード/レンダリング演算)が出来ると見られるからだ。
まあ、日本で一般にも流通し、これに近かったのは東芝のCell Broadband Engineの派生SpursEngineや、PhysX PPU、Intel Xeon Phiなどのようなacceleratorと考えられる。
<上級の仕事向け……デザインは好みが分かれる>
どちらにしても、このMac Proは下のモデルの価格がどの程度からあるのかにもよるが、かなり本格的に仕事として画像処理をするといった用途じゃないと、元は取れないものだ。大抵は、職場やSOHOなどでそれを専ら行う人じゃないと性能は高いが、その高さを正確に実感できるほど、生かせないだろう。
一瞬でブラウザが起動出来るとか、8Kの映像がスムースに再生出来るとか、ベンチマークが速いとか、そんなレベルで使うと、もっと安いPCで十分納得いく速さになる可能性が高い。
具体的にどんな用途ならよいかというと、動画編集や音楽制作などでトラックをいくつも重ねて作業する。
エンコードや、レンダリングに普段数時間掛けていたことを、1/4以下(前のモデル比)の時間に短縮する。編集中にほぼノンストレスに突っかかること無く、思ったフレームに移動できる。グラフィクスのモデリングテストを、ノンストレス(フレーム落ちや処理落ち、引っかかり)なしに行える。
といった用途向けだろう。そういう部分では、最高の品である。
しかし、厳しいのはそのデザインだろう。これは好き好きが分離するのは間違いない。
Power G5っぽいと書かれている記事もあるが……どこがーと心の中で突っ込んでしまった。
まあ、これほどデザインが奇抜だと、評判は呼ぶ訳でそのためにこういうデザインを敢えて狙ったのだと思うが、こういうデザインは筐体の製造コストが掛かる上に、デザインが奇抜すぎて、ディスプレイの側とかに置くと、間違いなく浮くのが珠に傷だ。
Mac Miniのシンプルなデザイン(ロゴが天板になければ完璧)が評価されているのに、心から何故と思う。あれほど凹んでいると流石に紙粘土で埋めて、メタリック塗装用スプレーで綺麗に慣らすのも大変そうだ。まあ、買えないぐらい高いのだが……。もし、誰かからもらえるとしても、そこから(または面に何か張って隠すことから始めることになるというレベルである。
まあ、この好みは人それぞれである。
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1906/04/news051.html
https://japan.cnet.com/article/35137929/
<動画編集向け?……むしろサーバー>
内容を見る限り、8K動画のクリエーション向けに開発されているのかな~という印象を受ける。RAMが最大1.5TBなのは動画をトラック配置した際にメモリーキャッシュ上に常時映像を展開できる程度の容量と言うことだろう。しかも、8Kで、2~5トラックぐらい軽く展開できそうだ。
Premiere CCなどで映像編集するなら気持ちがよいほど快適に動くだろう。その代わりお値段も1桁違うのは確実で、最上位カスタマイズ、オプションを付けると150~2xx万ぐらい行くかもしれない。
しかし、ラックマウントに対応出来るとようになり、既に個人の域では使われない領域に達している。どちらかというと、上位の業務サーバー(高級サーバー)の域に入っており、クラウド(グリッドコンピューティング)や仮想化シンクラでのリソース連携でもサポート出来るアプリケーションやプラットフォームソフトウェアを入れて仮想化しそのリソースの殆どを使えるならば、サーバーとしても優秀なものになりそうだ。
ちなみに、これにはオプションでafterburner(アフターバーナー)というアクセラレータ(加速器)も搭載できるようだ。これの仕様がどういう物なのかは定かではないが、3DCGのモデリングやデコードなどで専用に使えるApple独自設計のアクセラレータっぽい。グラフィックカードと書かれている記事もあるが、見た限りでは(versatile) visual accelerator(VVA/汎用視覚効果向け加速器)だと思われる。どうも動画データ(RAWやMPEG、H.264/265など)からCG(コンピュータグラフィックス)のモデリング(デコード/レンダリング演算)が出来ると見られるからだ。
まあ、日本で一般にも流通し、これに近かったのは東芝のCell Broadband Engineの派生SpursEngineや、PhysX PPU、Intel Xeon Phiなどのようなacceleratorと考えられる。
<上級の仕事向け……デザインは好みが分かれる>
どちらにしても、このMac Proは下のモデルの価格がどの程度からあるのかにもよるが、かなり本格的に仕事として画像処理をするといった用途じゃないと、元は取れないものだ。大抵は、職場やSOHOなどでそれを専ら行う人じゃないと性能は高いが、その高さを正確に実感できるほど、生かせないだろう。
一瞬でブラウザが起動出来るとか、8Kの映像がスムースに再生出来るとか、ベンチマークが速いとか、そんなレベルで使うと、もっと安いPCで十分納得いく速さになる可能性が高い。
具体的にどんな用途ならよいかというと、動画編集や音楽制作などでトラックをいくつも重ねて作業する。
エンコードや、レンダリングに普段数時間掛けていたことを、1/4以下(前のモデル比)の時間に短縮する。編集中にほぼノンストレスに突っかかること無く、思ったフレームに移動できる。グラフィクスのモデリングテストを、ノンストレス(フレーム落ちや処理落ち、引っかかり)なしに行える。
といった用途向けだろう。そういう部分では、最高の品である。
しかし、厳しいのはそのデザインだろう。これは好き好きが分離するのは間違いない。
Power G5っぽいと書かれている記事もあるが……どこがーと心の中で突っ込んでしまった。
まあ、これほどデザインが奇抜だと、評判は呼ぶ訳でそのためにこういうデザインを敢えて狙ったのだと思うが、こういうデザインは筐体の製造コストが掛かる上に、デザインが奇抜すぎて、ディスプレイの側とかに置くと、間違いなく浮くのが珠に傷だ。
Apple Mac Pro (3.5GHz 6コアIntel Xeon E5プロセッサ, 16GB メモリ, 256GB SSD)
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