ありがとう奈美恵! 世界初ソニー4層BDで12時間の”非圧縮安室盤”爆誕!!……エラッタは見ないのね
AV Watchの内容だが……。期待した情報がなかったのでガッカリしたので、記事を書いた。
この記事を読んで思うのは、幸せな人だな~というだけであり、じゃあ買おうと思う人は、きっと多くないだろうなというところだ。特に、ある程度光学ドライブで焼いた経験があるPC系の住人は……。
https://av.watch.impress.co.jp/docs/review/review/1154192.html
<BDレコーダーってあまり使わない>
BDレコーダーは我が家に2台あるが最近は殆ど電源を入れることがない。映像コンテンツを見ることも減った。年に1度PCで自作したBDやDVDをテストのために再生する週間があるのだが、その時ぐらいである。ちなみに、数名にしか配布しない自作BDコンテンツである。
映像チェックと音声チェック、メニューチェックなどを繰り返すので、BD-REやDVD-RWを使って何度も焼いて再生してを繰り返すので、週単位になる。それを見て、PC上の編集ソフトを立ち上げ編集して、何度か確認してオーサリングして、再びテレビ再生に回す。
それをだいたい3回から5回は行う。ちなみに、PC上でのフレームチェックやサラウンドテストは数え切れない。音声を5.1ch化するだけでも音を前後に分けたり、左右を調整したりで結構手間が掛かる。ウーファー音声を作るのは周波数をカットしてウーファー向けの帯域だけ残して強調するかしないかを決めるだけなので簡単なのだが……。
そんな使い方ぐらいしか使わないので、再生チェック用がなくなると困るが、別に高いモデルはもう必要性がないなと思う程度になった。
テレビコンテンツをわざわざ録画して保存しようと思わなくなるのは何故だろうと、考えると話は単純である。
何というか編集出来る部分が少なすぎて面白くもない(メニューとか作れない、テレビパソコンが流行った頃はチューナーを買ってPCでメニューを作ったこともあった)し、そもそも録画したコンテンツが増えていく中で、そのディスクは次にいつ見るのだろうか?と考えるとAmazon Primeとか、Huluとか、Abemaで良いんじゃねぇかという話になる。
結局家にあるDVDやBDディスクのメン・イン・ブラックを再生せずに、ネットの定額サイトで見ている自分に何してんだかと思うあれだ。
バカに出来ないバカみたいな話である。たぶん沢山ディスクコンテンツを持っている人なら、経験があるだろう話だ。昔なら家にスタジオジブリの録画したビデオテープがあるのに、金曜ロードSHOW!でそれを見るようなものだ。
だから、4層ディスクを求めることも今やない。1層か2層のPanasonicディスクぐらいで十分であると思う訳だ。では、何故この記事を読んだのかというと、将来4K環境が出来てそれでBDが作れる時代がもし来るなら、PCで使うかもなと思ったことが理由である。(まあ、普及するかどうかも分からないが、今でもBDトールパッケージにDVDと2枚セットで渡したりすることがあるので、我が家に再生環境も制作環境もないがUHD BD+BDセットというのもいつかは考えるかも知れない)
だから、4層の気になる点があった。それが、書き込み時、書き込み後のディスクエラッタ-やジッターの量である。即ち、信頼性や安定性である。それがあるかなと思ったのだが、まあタイトルから見て怪しいとは思ったが、案の定どころか全く意味が無かった。
<非圧縮ではないテレビ放送>
そもそも日本の地上波や衛星テレビ放送(BS)は、非圧縮ではない。
WOWWOWの場合は、ISDB-Sを使った放送だが、MPEG-2 TSで圧縮された1920x1080ドット(平均18~20Mbps前後)の放送である。しかも、音声は重低音を平衡化するラウドネス制御をしているAAC(Advanced Audio Coding)であるため、BDなどのようにコンサートの臨場感がそのまま抜けてくることはない。音声のビットレート上限は384Kbpsのはずだ。
だから、非圧縮にはならない。ちなみに、非圧縮となると映像だけで1秒間に177.98MB(1920×1080i=30fps相当/24bit Color)を消費する。ちなみに、換算は1024バイト=1KB換算である。BD等で使われる1000バイト換算だと50GB=47,683MBしかないため、もし非圧縮で録画すると267.9秒になる。128GB=122,070MBであるため、685.8秒ほどしか録画出来ないことになる。これは映像だけで音声は含まれない。
揚げ足を取ると、こうなるのでそもそも非圧縮ではない。再変換(トランスコード)なしというべきか、それともTS版というべきだろう。
<知りたかったのはジッター>
以下は、CD-R実験室というサイトの4層メディアの記事だが、ここではPC用光学ドライブの読み書き性能を評価する記事が書かれている。最近は、あまり頻繁には更新されていないが、書き込み品質を評価している今では数少ないサイトの一つである。
http://yss.la.coocan.jp/5BNR4VAPS4/5BNR4VAPS4.htm
個人的に、こういうことを確認するための記事かなと思って読んだのだが、なかったので悲しい、というのがこの記事で示している私の気持ちである。
http://yss.la.coocan.jp/bdrs11j/bdrs11j_top.htm
初物のディスクでは、ライトストラテジーがないため、書き込み品質が期待以下になるというケースである。端的に言えば、再内周のPower Calibration AreaでRunning OPC機能を使って光学系を調整し、無難な書き込みモードで記録をしてしまうため、回転速度が上がる外周で品質にばらつきが出てしまい、数年経つとブロックノイズなどが出たり、途中で再生が止まったりというケースの心配である。実際に経験したことがあり、それが怖い。
国内のBD-RやREの場合は、基本的にPanasonicのメディアへの対応は各社おこなわれているが、ソニーへの対応率はソニーがオプティアークを運営していた頃はサポートドライブも結構あったが、最近は一部メーカードライブで弱い傾向があり、ソニー製のレコーダーでなければ書き込み後の品質が安定しないことも多い。特に光学系が弱ったレコーダではしばしば見られる。(4層だと最も深い層の反射率が下がるはずなので、対応したレコーダーでも寿命が近いドライブではエラッターが激増する恐れがあるので注意が必要。)
それが気になったわけだが、それがなく書き込んだぜイェーイだったので驚いてしまった。最近この手の製品レビューが多くて気になる。
<検証条件を決めて、善し悪しを書いてこそレビュー>
一般レビューならともかく、記事書きのレビューというのは本来人々が気が付かないような、問題点や利点を探し当ててこそ、レビューといえるものになる。それがとにかく些細でもよい。今は、なかなかスポンサーも取れないので、最終評価が私情や販売元の意向が多少入るのは仕方がないかもしれないが、それでも原稿料が入るレビューや雑誌系のレビューなら、もうちょっとなにかなかったのかなと思うところだ。
初物は、お値段にも多少色が付いているケースが多いので、本来はレビューも慎重でなければいけないのだが、殆ど私情で良いところしかない流れで書かれているあたりが凄い。昔だったら、レビューじゃなくて雑誌の何面かに入っている広告で、ソニーのディスクの販売広告に誌面記者の1人が試しましたと載せるあれレベルであり、あれは昔はレビューではなく協賛広告、広告レビューだった。
それから、「放送波をリアルタイムで4層BDにダイレクト記録し、今回仕上がった盤との品質比較を」というのもあまり意味は無い。そもそも同じ放送でも、電波の受信状態によって品質は変わる上に、光学ドライブは生ものであり、運用時間が長くなるほど、ピックアップやモーターの劣化進む。もしこれをやるなら、今放送中の番組で検証しレビューしないとダメだ。同じレコーダーを2台並べて、HDDから転送する場合と、リアルタイム録画する場合でテストするか、表でBD録画し、裏でHDD録画した後、すぐにHDDからBDに録画した物を再テストするといった方法をとるのが妥当だろう。安室奈美恵である必要はない。
何というか、レビューには前提条件(基準となる指標)が必要だが、その重要な条件を知らないか、理由があって敢えてそれを飛ばしてレビューしていしまっているのだろう。まあ、最近はデジタル社会で高度情報化社会になり仕組みを知ろうと努力しなくても、レビューは出来る。しかも、仕組みが複雑になっているため、理解が追いつかないものも結構ある。AIとか、SoCとか、Ray Tracingとか……。
だからこそ、専門にそれをレビューする記事は、もっとしっかりレビューしないといけないし、前提条件を何にするかを明確にしないといけない。それをやらないと、そのうちそれらをしっかり知って調べている個人サイトなどの方が、マシと思われるようになるだろう。
まあ、無料でページビューと広告から紙面を作るサイトだと難しいのかも知れないが……。
この記事を読んで思うのは、幸せな人だな~というだけであり、じゃあ買おうと思う人は、きっと多くないだろうなというところだ。特に、ある程度光学ドライブで焼いた経験があるPC系の住人は……。
https://av.watch.impress.co.jp/docs/review/review/1154192.html
<BDレコーダーってあまり使わない>
BDレコーダーは我が家に2台あるが最近は殆ど電源を入れることがない。映像コンテンツを見ることも減った。年に1度PCで自作したBDやDVDをテストのために再生する週間があるのだが、その時ぐらいである。ちなみに、数名にしか配布しない自作BDコンテンツである。
映像チェックと音声チェック、メニューチェックなどを繰り返すので、BD-REやDVD-RWを使って何度も焼いて再生してを繰り返すので、週単位になる。それを見て、PC上の編集ソフトを立ち上げ編集して、何度か確認してオーサリングして、再びテレビ再生に回す。
それをだいたい3回から5回は行う。ちなみに、PC上でのフレームチェックやサラウンドテストは数え切れない。音声を5.1ch化するだけでも音を前後に分けたり、左右を調整したりで結構手間が掛かる。ウーファー音声を作るのは周波数をカットしてウーファー向けの帯域だけ残して強調するかしないかを決めるだけなので簡単なのだが……。
そんな使い方ぐらいしか使わないので、再生チェック用がなくなると困るが、別に高いモデルはもう必要性がないなと思う程度になった。
テレビコンテンツをわざわざ録画して保存しようと思わなくなるのは何故だろうと、考えると話は単純である。
何というか編集出来る部分が少なすぎて面白くもない(メニューとか作れない、テレビパソコンが流行った頃はチューナーを買ってPCでメニューを作ったこともあった)し、そもそも録画したコンテンツが増えていく中で、そのディスクは次にいつ見るのだろうか?と考えるとAmazon Primeとか、Huluとか、Abemaで良いんじゃねぇかという話になる。
結局家にあるDVDやBDディスクのメン・イン・ブラックを再生せずに、ネットの定額サイトで見ている自分に何してんだかと思うあれだ。
バカに出来ないバカみたいな話である。たぶん沢山ディスクコンテンツを持っている人なら、経験があるだろう話だ。昔なら家にスタジオジブリの録画したビデオテープがあるのに、金曜ロードSHOW!でそれを見るようなものだ。
だから、4層ディスクを求めることも今やない。1層か2層のPanasonicディスクぐらいで十分であると思う訳だ。では、何故この記事を読んだのかというと、将来4K環境が出来てそれでBDが作れる時代がもし来るなら、PCで使うかもなと思ったことが理由である。(まあ、普及するかどうかも分からないが、今でもBDトールパッケージにDVDと2枚セットで渡したりすることがあるので、我が家に再生環境も制作環境もないがUHD BD+BDセットというのもいつかは考えるかも知れない)
だから、4層の気になる点があった。それが、書き込み時、書き込み後のディスクエラッタ-やジッターの量である。即ち、信頼性や安定性である。それがあるかなと思ったのだが、まあタイトルから見て怪しいとは思ったが、案の定どころか全く意味が無かった。
<非圧縮ではないテレビ放送>
そもそも日本の地上波や衛星テレビ放送(BS)は、非圧縮ではない。
WOWWOWの場合は、ISDB-Sを使った放送だが、MPEG-2 TSで圧縮された1920x1080ドット(平均18~20Mbps前後)の放送である。しかも、音声は重低音を平衡化するラウドネス制御をしているAAC(Advanced Audio Coding)であるため、BDなどのようにコンサートの臨場感がそのまま抜けてくることはない。音声のビットレート上限は384Kbpsのはずだ。
だから、非圧縮にはならない。ちなみに、非圧縮となると映像だけで1秒間に177.98MB(1920×1080i=30fps相当/24bit Color)を消費する。ちなみに、換算は1024バイト=1KB換算である。BD等で使われる1000バイト換算だと50GB=47,683MBしかないため、もし非圧縮で録画すると267.9秒になる。128GB=122,070MBであるため、685.8秒ほどしか録画出来ないことになる。これは映像だけで音声は含まれない。
揚げ足を取ると、こうなるのでそもそも非圧縮ではない。再変換(トランスコード)なしというべきか、それともTS版というべきだろう。
<知りたかったのはジッター>
以下は、CD-R実験室というサイトの4層メディアの記事だが、ここではPC用光学ドライブの読み書き性能を評価する記事が書かれている。最近は、あまり頻繁には更新されていないが、書き込み品質を評価している今では数少ないサイトの一つである。
http://yss.la.coocan.jp/5BNR4VAPS4/5BNR4VAPS4.htm
個人的に、こういうことを確認するための記事かなと思って読んだのだが、なかったので悲しい、というのがこの記事で示している私の気持ちである。
http://yss.la.coocan.jp/bdrs11j/bdrs11j_top.htm
初物のディスクでは、ライトストラテジーがないため、書き込み品質が期待以下になるというケースである。端的に言えば、再内周のPower Calibration AreaでRunning OPC機能を使って光学系を調整し、無難な書き込みモードで記録をしてしまうため、回転速度が上がる外周で品質にばらつきが出てしまい、数年経つとブロックノイズなどが出たり、途中で再生が止まったりというケースの心配である。実際に経験したことがあり、それが怖い。
国内のBD-RやREの場合は、基本的にPanasonicのメディアへの対応は各社おこなわれているが、ソニーへの対応率はソニーがオプティアークを運営していた頃はサポートドライブも結構あったが、最近は一部メーカードライブで弱い傾向があり、ソニー製のレコーダーでなければ書き込み後の品質が安定しないことも多い。特に光学系が弱ったレコーダではしばしば見られる。(4層だと最も深い層の反射率が下がるはずなので、対応したレコーダーでも寿命が近いドライブではエラッターが激増する恐れがあるので注意が必要。)
それが気になったわけだが、それがなく書き込んだぜイェーイだったので驚いてしまった。最近この手の製品レビューが多くて気になる。
<検証条件を決めて、善し悪しを書いてこそレビュー>
一般レビューならともかく、記事書きのレビューというのは本来人々が気が付かないような、問題点や利点を探し当ててこそ、レビューといえるものになる。それがとにかく些細でもよい。今は、なかなかスポンサーも取れないので、最終評価が私情や販売元の意向が多少入るのは仕方がないかもしれないが、それでも原稿料が入るレビューや雑誌系のレビューなら、もうちょっとなにかなかったのかなと思うところだ。
初物は、お値段にも多少色が付いているケースが多いので、本来はレビューも慎重でなければいけないのだが、殆ど私情で良いところしかない流れで書かれているあたりが凄い。昔だったら、レビューじゃなくて雑誌の何面かに入っている広告で、ソニーのディスクの販売広告に誌面記者の1人が試しましたと載せるあれレベルであり、あれは昔はレビューではなく協賛広告、広告レビューだった。
それから、「放送波をリアルタイムで4層BDにダイレクト記録し、今回仕上がった盤との品質比較を」というのもあまり意味は無い。そもそも同じ放送でも、電波の受信状態によって品質は変わる上に、光学ドライブは生ものであり、運用時間が長くなるほど、ピックアップやモーターの劣化進む。もしこれをやるなら、今放送中の番組で検証しレビューしないとダメだ。同じレコーダーを2台並べて、HDDから転送する場合と、リアルタイム録画する場合でテストするか、表でBD録画し、裏でHDD録画した後、すぐにHDDからBDに録画した物を再テストするといった方法をとるのが妥当だろう。安室奈美恵である必要はない。
何というか、レビューには前提条件(基準となる指標)が必要だが、その重要な条件を知らないか、理由があって敢えてそれを飛ばしてレビューしていしまっているのだろう。まあ、最近はデジタル社会で高度情報化社会になり仕組みを知ろうと努力しなくても、レビューは出来る。しかも、仕組みが複雑になっているため、理解が追いつかないものも結構ある。AIとか、SoCとか、Ray Tracingとか……。
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