Windows 10 April 2018 Update-不具合②-GPU、Dellノート、フリーズ
このBlogにも結構な不具合の頂いている。そこで現時点で発覚している不具合を書いていこうと思う。
<Windows10 April 2018 Update-Dellのハイブリッドグラフィクス製品で不具合>
まず、DellのAlienware 13 R3、Alienware 15 R3、Alienware 15 R4、Alienware 17 R4などで不具合が発覚しているようだ。これらの製品を使っているユーザーは、アップデートするとハイブリッドグラフィクスの非互換エラーが出るようだ。
そのため、現時点ではアップグレードそのものが出来ない。(またはやった場合に、正常に動かない恐れがある)
https://answers.microsoft.com/en-us/windows/forum/windows_10-windows_install/hybrid-laptops-with-discrete-gpu-connected-to/3518f6b4-c267-4d38-b5b9-d5ea0c16e975?tm=1525314302049&auth=1
現在、これについては対応準備中となっている。6月のアップデート辺りまでには改善するだろうと思われる。
多分、Thunderbolt外部GPUのPlug & Play及びHotPlugサポートをする過程で、似た接続をする既存のハイブリッドグラフィクスに何らかの影響を与えたのだろう。
<nVIDIAのグラフィックスカードで設定画面が出ない>
nVIDIAのグラフィックスカードではコンテキストメニュー(右クリックメニュー)にコントロールパネルが表示される。また、タスク常駐にもこれらの機能があるが、それらが正常に開けないまたはメニューから消えるトラブルが発生することがあるようだ。
これらは、最新のドライバーをインストールすることで改善することがあるそうだ。尚、これでダメな場合は、nVIDIAのの対応待ちとなるだろう。
<一部のアプリケーションソフトがフリーズする>
この問題は、FirefoxやMicrosoft Officeなど不特定のアプリケーションで発生する。元々、Insider Previewでも僅かながら報告されていた。これは、5月に行われる喫緊のアップデートで改善される見込みである。→この問題はKB4103721で改善する見込み。(5月9日公開、17134.48)
<インストール後に別のドライブが作成される>
回復環境が別に作成され、ドライブとして表示されるのもいくつか報告されているようだ。主にこの問題はOEM/ODM向けのPCで発生する現象である。既存のRE/PE回復環境とは別に作成され、それがアクティブにマークされるのだろう。
この問題では、ディスクの削除を行わないようにマイクロソフトは推奨しているが、削除する場合はdiskpartを使って削除することと、削除前にバックアップを取ることを推奨している。また、これを消してもシステムドライブ容量は回復しないようだ。Wimbootの仮想ポインターを格納している領域を何らかの理由で、複数仮想化して表示しているのだろう。完全なバグである。
尚、この問題はマ社側も認識しており、対応方法を検討しているようだ。そのため、基本的には触らないことが重要だ。ただドライブが増えただけで見栄えが悪いなどあるかもしれないが、何もしなければ、何も起きない。影響はないようだ。気になるなら、ドライブパスを消しておくと良いだろう。
<セットアップそのものが失敗する>
これには、主にGPUドライバの問題によって引き起こされるものと、ディスク容量などの問題で引き起こされる物がいくつか報告されつつあるようだ。GPUは相変わらずnVIDIA系が多い気がするのは、気のせいであって欲しい。近いうちに、nVIDIAから追加のドライバアップデートが提供されそうだ。
<スタンバイからの回復が出来ない>
環境によって、ドライバ設定がおかしくなっている場合があるので確認する。
-マウスの場合-
→デバイスマネージャー→マウス→利用しているマウスを右クリックしてプロパティ→電源の管理で「このデバイスでスタンバイの解除を出来るようにする」のチェックが外れていないか確認。
-キーボードの場合-
→デバイスマネージャー→ヒューマンインターフェースデバイス→利用しているキーボードを右クリックしてプロパティ→電源の管理で「このデバイスでスタンバイの解除を出来るようにする」のチェックが外れていないか確認。
<その他>
他にも、高速スタートアップのチェックが外れる(設定アプリシステム→電源とスリープ→電源の追加設定→電源ボタンの動作を選択する→現在利用可能でない……→高速スタートアップを有効に……のチェックを入れる)。ゲーム中にタスク切り替えが著しく低下する。ウェブカメラのプライバシー設定がロックされる(設定アプリのプライバシーで戻せる模様)などなど、いくつか細かな物があるようだ。
大半は設定アプリや運用で対応出来るので、ここでは詳しく挙げない。
<深刻な不具合はあるのか?>
まあ、上記を見れば分かるが、絶対数から見ると台数は少ないが、深刻と言えば深刻っぽいものもある。
そのため、5月1発目のアップデートの後、2~3回の更新で改善していくことになるのだろう。
ちなみに、私が使っている環境では、TE10EA3もあれから問題は起きていない。
即ち、更新時の不具合を越えてしまえば、特に問題なく快適に使える訳だ。ただ、一度不具合のドツボに陥ると、それを改善するまでが、大変なのである。
<Windows10 April 2018 Update-Dellのハイブリッドグラフィクス製品で不具合>
まず、DellのAlienware 13 R3、Alienware 15 R3、Alienware 15 R4、Alienware 17 R4などで不具合が発覚しているようだ。これらの製品を使っているユーザーは、アップデートするとハイブリッドグラフィクスの非互換エラーが出るようだ。
そのため、現時点ではアップグレードそのものが出来ない。(またはやった場合に、正常に動かない恐れがある)
https://answers.microsoft.com/en-us/windows/forum/windows_10-windows_install/hybrid-laptops-with-discrete-gpu-connected-to/3518f6b4-c267-4d38-b5b9-d5ea0c16e975?tm=1525314302049&auth=1
現在、これについては対応準備中となっている。6月のアップデート辺りまでには改善するだろうと思われる。
多分、Thunderbolt外部GPUのPlug & Play及びHotPlugサポートをする過程で、似た接続をする既存のハイブリッドグラフィクスに何らかの影響を与えたのだろう。
<nVIDIAのグラフィックスカードで設定画面が出ない>
nVIDIAのグラフィックスカードではコンテキストメニュー(右クリックメニュー)にコントロールパネルが表示される。また、タスク常駐にもこれらの機能があるが、それらが正常に開けないまたはメニューから消えるトラブルが発生することがあるようだ。
これらは、最新のドライバーをインストールすることで改善することがあるそうだ。尚、これでダメな場合は、nVIDIAのの対応待ちとなるだろう。
<一部のアプリケーションソフトがフリーズする>
この問題は、FirefoxやMicrosoft Officeなど不特定のアプリケーションで発生する。元々、Insider Previewでも僅かながら報告されていた。これは、5月に行われる喫緊のアップデートで改善される見込みである。→この問題はKB4103721で改善する見込み。(5月9日公開、17134.48)
<インストール後に別のドライブが作成される>
回復環境が別に作成され、ドライブとして表示されるのもいくつか報告されているようだ。主にこの問題はOEM/ODM向けのPCで発生する現象である。既存のRE/PE回復環境とは別に作成され、それがアクティブにマークされるのだろう。
この問題では、ディスクの削除を行わないようにマイクロソフトは推奨しているが、削除する場合はdiskpartを使って削除することと、削除前にバックアップを取ることを推奨している。また、これを消してもシステムドライブ容量は回復しないようだ。Wimbootの仮想ポインターを格納している領域を何らかの理由で、複数仮想化して表示しているのだろう。完全なバグである。
尚、この問題はマ社側も認識しており、対応方法を検討しているようだ。そのため、基本的には触らないことが重要だ。ただドライブが増えただけで見栄えが悪いなどあるかもしれないが、何もしなければ、何も起きない。影響はないようだ。気になるなら、ドライブパスを消しておくと良いだろう。
<セットアップそのものが失敗する>
これには、主にGPUドライバの問題によって引き起こされるものと、ディスク容量などの問題で引き起こされる物がいくつか報告されつつあるようだ。GPUは相変わらずnVIDIA系が多い気がするのは、気のせいであって欲しい。近いうちに、nVIDIAから追加のドライバアップデートが提供されそうだ。
<スタンバイからの回復が出来ない>
環境によって、ドライバ設定がおかしくなっている場合があるので確認する。
-マウスの場合-
→デバイスマネージャー→マウス→利用しているマウスを右クリックしてプロパティ→電源の管理で「このデバイスでスタンバイの解除を出来るようにする」のチェックが外れていないか確認。
-キーボードの場合-
→デバイスマネージャー→ヒューマンインターフェースデバイス→利用しているキーボードを右クリックしてプロパティ→電源の管理で「このデバイスでスタンバイの解除を出来るようにする」のチェックが外れていないか確認。
<その他>
他にも、高速スタートアップのチェックが外れる(設定アプリシステム→電源とスリープ→電源の追加設定→電源ボタンの動作を選択する→現在利用可能でない……→高速スタートアップを有効に……のチェックを入れる)。ゲーム中にタスク切り替えが著しく低下する。ウェブカメラのプライバシー設定がロックされる(設定アプリのプライバシーで戻せる模様)などなど、いくつか細かな物があるようだ。
大半は設定アプリや運用で対応出来るので、ここでは詳しく挙げない。
<深刻な不具合はあるのか?>
まあ、上記を見れば分かるが、絶対数から見ると台数は少ないが、深刻と言えば深刻っぽいものもある。
そのため、5月1発目のアップデートの後、2~3回の更新で改善していくことになるのだろう。
ちなみに、私が使っている環境では、TE10EA3もあれから問題は起きていない。
即ち、更新時の不具合を越えてしまえば、特に問題なく快適に使える訳だ。ただ、一度不具合のドツボに陥ると、それを改善するまでが、大変なのである。
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