動画圧縮技術「AV1」仕様リリース……VP9の後継だが楽ではない。

CNETの記事である。この規格はロイヤリティフリーのオープンアライアンスで策定されている。そのため、ネットメディアベンダーにとっては、利用ライセンスコストを引き下げるのに役立つわけだが、最近H.265/HEVCもネットメディアに対するライセンス徴収を廃止した。これは、この流れを見越したものだったと思われる。
https://japan.cnet.com/article/35116884/

そのため、普及するかどうかは分からない。

<現段階ではハードウェアエンコーダー/デコーダーがない>

今回の規格策定によって、ようやく規格を使った製品を開発する事業者が出てくるわけだが、VP9への対応が、昨年ほぼ完璧になったぐらいの勢いの中で、今出ているハードウェアがAV1に対応するのは難しい。

このAV1はエンコードが数段複雑化していることが知られており、ソフトウェアでやるとH.264/AVCより数倍重たい。HEVCとほぼ同等かそれ以上とされる。HEVCについては、あらゆるハードで既にデコーダーやエンコーダーが搭載されている。そのため、なかなか普及するまでには厳しい道のりとなるかもしれない。

まあ、半年~1年後にどこまで上位のハードウェアがサポートを始めるかだろう。これが、絶望的だと、普及しないという可能性も高くなる。


<ライセンスコストが下がったHEVCの影響>

正直、HEVCのライセンスコストが下がったわけで、AV1が果たして普及するのかは見通しが難しい。
ハッキリ言って、ネット上でのライセンスがフリーになったなら、HEVCの方が既にハードウェアエンコーダーもデコーダーも当たり前になっているため、AV1を改めて広げる理由がないのだ。

しかし、AV1が弱い状況で次世代の開発が終わると、今度はH.266辺りでライセンスが復活する恐れもある。
だから、AV1は今後も世代交代を続け、H.265/HEVCより圧縮性能(効率)を上げていかねばならない。

そこが出来るかどうかが、AV1にとってのターニングポイントになるかもしれない。

こういう開発が止まるようなことになれば、AV1は普及もしないだろう。そもそも、VP9でさえも、ネットで十分に普及しているとはいえない中で、果たして市場を勝ち取る手立てはあるのか?

考えると、微妙だなと思ってしまった。


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この記事へのコメント

未来からの答え
2025年06月09日 20:39
2025年6月の中間結果をお答えします。現在youtubeでは4k全盛ですが弱小動画サイトは未だh264-720pが主流です。帯域コストの節約という課題の大正解は、ユーザに低画質で我慢してもらうこと。そもそも帯域コスト節約の王者はファイルサイズを極小にしたtiktokで事実上の市場一位独占状態。当然低画質です。世の庶民はだれもav1使ってません。av1に出る幕などない。一部のマニアックな金持ちがav1対応ハードウェアを買って楽しんでます。2025年現在スマホが動画の主役だがav1対応スマホは極一部の高級スマホだけ。誰もav1など見れない。多分永久に普及しないでしょう。ちなみにyoutubeは未だにvp9が若干優勢.av1をブロックするソフトも未だに人気です。

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