iMac Pro、8コアXeonで56万円。最大構成は146万円超……高いが一体型。
PC Watchの記事だが、こんなに高いPC(iMac)買う奴いるのだろうか?本当にマカーか、よほど仕事でmacが必要な人じゃなければ、146万(税別)で18コア(Xeon W)とかRadeon Pro Vega 64、メモリー128GB、4TB SSDというしょぼい構成は金額的にぼりすぎである。(Finalcut proとLogic Proを足すと税別154万)
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1097093.html
普通に考えると、量産コストも検討して、安くて80~90万円台、高くても110万円~120万円だろう。流石、Apple価格だ。まあ、これがAppleの今のブランド力なのだと思えば……買う人がどれほどいるか、お手並み拝見である。
ちなみに、通常のMacシリーズは性能の割にWindowsより多少安いものもある。だから、余計に高く見える。何となく、5台ぐらい安いMacを買って、ネットワークで並列処理出来るツールでも載せた方が、安くて速くないと思う程度には、違和感がある。
たぶん需要は計算してやっていると思うので、最初の世代では、失敗しないとは思うが……
<ワークステーションの欠点を排除できたか?>
ちなみに、一応書いておくと、Xeon Wのようなプロセッサを使っているコンピュータは、結構へたるのが早い。理由は、いろいろあるが一番の理由は熱いからだ。この手のサーバー向けプロセッサはTDPも3桁製品が多く、それに必要な廃熱処理もPCの1.5倍~数倍になる。そのため、熱に弱い部品が多いコンピュータは、結構寿命が早くなるのだ。
まあ、これは一体型のようなのでヒートパイプなどで冷やすか、少し低クロックで稼働させるのかもしれない。
そういう工夫がハードの単価を上げているのだろう。だから、もっと長く使える可能性がある、新しいタイプのワークステーションなら面白い製品と言える。
しかし、それらの懸念が残っていれば、結構評価は辛いものになるだろう。
<Macなので性能は高いはず>
ちなみに、演算などの効率を考えた性能は、Windowsよりよいはずだ。これは、macOSはハードに最適なドライバやAPIを組み込んでいるため、コードを直接的にハードウェアに使えることが出来、性能が落ちないのだ。Windowsでは互換性を重視しているため、どうしてもネイティブで効率的な動作は少なくなる。また、アプリケーションソフトの開発もまちまちなので、その辺りでも差が付く。
<それでも買いにくい価格の意味>
まあ、それらを考えても、Windowsユーザーから見れば、こんなのに投資するなら、RYZEN ThreadripperやCore i9を買って、WindowsPCを組むだろう。Windows 10 Proを入れて、Adobe Premire CCを契約し、128GBメモリーを積んで、4TB SSD(PCIe)を載せて、Geforce GTX1080Tiを載せ、さらにディスプレイを4Kや8K(Dell)にしても150万は行かないだろうから……。premiereのライセンスが数年以上、契約でき、Office 365をセットしても十分余るんじゃないだろうか?
即ち、これは本当にターゲットを絞っているということになる。Windowsユーザーがどんなに馬鹿にしようが、マカーが高すぎると言おうが、冷やかしではなく、本気のユーザーは欲している。そういう人に向けた製品と考えることが出来る。
私の場合は、タワー型のMac Proが好きだったな……透明感ある筐体のモデルもあり、あれはインテリアにもなるなと思ったものだ。今のmacユーザーがどう思うかは知らないが、私は高性能=タワー型という認識を持っている。
高性能な一体型は、電力密度と熱密度が上がるので、値段の割に長持ちしない印象が未だに残っているからだ。
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1097093.html
普通に考えると、量産コストも検討して、安くて80~90万円台、高くても110万円~120万円だろう。流石、Apple価格だ。まあ、これがAppleの今のブランド力なのだと思えば……買う人がどれほどいるか、お手並み拝見である。
ちなみに、通常のMacシリーズは性能の割にWindowsより多少安いものもある。だから、余計に高く見える。何となく、5台ぐらい安いMacを買って、ネットワークで並列処理出来るツールでも載せた方が、安くて速くないと思う程度には、違和感がある。
たぶん需要は計算してやっていると思うので、最初の世代では、失敗しないとは思うが……
<ワークステーションの欠点を排除できたか?>
ちなみに、一応書いておくと、Xeon Wのようなプロセッサを使っているコンピュータは、結構へたるのが早い。理由は、いろいろあるが一番の理由は熱いからだ。この手のサーバー向けプロセッサはTDPも3桁製品が多く、それに必要な廃熱処理もPCの1.5倍~数倍になる。そのため、熱に弱い部品が多いコンピュータは、結構寿命が早くなるのだ。
まあ、これは一体型のようなのでヒートパイプなどで冷やすか、少し低クロックで稼働させるのかもしれない。
そういう工夫がハードの単価を上げているのだろう。だから、もっと長く使える可能性がある、新しいタイプのワークステーションなら面白い製品と言える。
しかし、それらの懸念が残っていれば、結構評価は辛いものになるだろう。
<Macなので性能は高いはず>
ちなみに、演算などの効率を考えた性能は、Windowsよりよいはずだ。これは、macOSはハードに最適なドライバやAPIを組み込んでいるため、コードを直接的にハードウェアに使えることが出来、性能が落ちないのだ。Windowsでは互換性を重視しているため、どうしてもネイティブで効率的な動作は少なくなる。また、アプリケーションソフトの開発もまちまちなので、その辺りでも差が付く。
<それでも買いにくい価格の意味>
まあ、それらを考えても、Windowsユーザーから見れば、こんなのに投資するなら、RYZEN ThreadripperやCore i9を買って、WindowsPCを組むだろう。Windows 10 Proを入れて、Adobe Premire CCを契約し、128GBメモリーを積んで、4TB SSD(PCIe)を載せて、Geforce GTX1080Tiを載せ、さらにディスプレイを4Kや8K(Dell)にしても150万は行かないだろうから……。premiereのライセンスが数年以上、契約でき、Office 365をセットしても十分余るんじゃないだろうか?
即ち、これは本当にターゲットを絞っているということになる。Windowsユーザーがどんなに馬鹿にしようが、マカーが高すぎると言おうが、冷やかしではなく、本気のユーザーは欲している。そういう人に向けた製品と考えることが出来る。
私の場合は、タワー型のMac Proが好きだったな……透明感ある筐体のモデルもあり、あれはインテリアにもなるなと思ったものだ。今のmacユーザーがどう思うかは知らないが、私は高性能=タワー型という認識を持っている。
高性能な一体型は、電力密度と熱密度が上がるので、値段の割に長持ちしない印象が未だに残っているからだ。
APPLE iMac Retina 5K Display 27 (3.5GHz QuadCore i5/8GB/1TB Fusion/ AMD Radeon R9 M290X) MF886J/A
アップル
2014-10-21

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この記事へのコメント
少なくともadobe premiereに関しては同一消費電力下でもGeforce を乗せたWindowsの方がはるかに早いですよ。