「Surface Book 2」が日米同時発売……ハードだけでかなり高いが、スペック上完成度も高い。
ノートPCでソニー製VAIOが売られていた頃は、普通のノートPCでも8万ぐらいで、GeforceやRADEONを採用したノートが購入できた(Webのソニーストアで型落ち直前)が、PCの上位版は年々値上がりし、今では最上位で50万というDTR(デスクトップ代替)ノートPCもある。
そして、その中でも、恐ろしくブランド価格が高いのが、Microsoft Surfaceシリーズである。ちなみに、日本の売上げは、世界でもトップクラスと言われるほど、日本では売れているそうだ。私は、この値段だと決して購入することもないだろう。というか、ノートPCやタブレットPCにここまでの性能は求めない。デスクトップなら、多少高くても良いものを揃えるが、私にとってはノートやタブレットは、あくまで簡易的な編集や管理、デスクトップのデータを確認するためのツールぐらいでしかないからだ。昔なら、Surfaceでも買ったかもしれないが……最近はクラウド化も進んでいるので、必要性がなくなってきた。
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1086677.html
<15インチ版を日本発表しない理由>
ちなみに、MSは国内での15インチ版販売を今のところ予定していないようだ。たぶんその理由は、思った程売れない可能性が高いからだろう。この手のノートPCが評価されるのは、主に持ち運び用である。
一方で、国内では主に据え置きのDTRとなる15型クラスは、国内メーカーにライバルが多いこともあり、投入しないことにしたということと、売れない可能性があるという点があるのだろう。結局、DTRは価格面で安い製品も多いため、Microsoftというブランドだけでは売れるとは限らない。
後は、現状では世界的に販売在庫が確保しにくいという理由もあるのかもしれない。どちらにしても、13型の方が玄人向けの強気な価格帯であるSurfaceシリーズは売れる。
<8スレCPU/GeForce GTX 1050は魅力的か?>
-GPU部-
ちなみに、ディスクリートGPUを選んだ場合のGeforce GTX 1050は1050 Mobile(1050M)ではない。Mobile版だとデスクトップと同じGP107で、最大4GBのビデオメモリー(GDDR5-128bit)、640のShader Unitを備え、FP32の性能は最大で1.9TFlopsとなる。
https://www.techpowerup.com/gpudb/2917/geforce-gtx-1050-mobile
これは、デスクトップ版のGeForce GTX 1050より高性能である。
何故なら、モバイル版はTiがなく、1050以上1050Ti未満の数値で、クロックを調整しているからである。後は、ハードウェアの熱設計電力次第で、クロック数とメモリ容量が変わるのが、OEM専用であるモバイル版の特徴だ。
https://www.techpowerup.com/gpudb/2875/geforce-gtx-1050
https://www.techpowerup.com/gpudb/2885/geforce-gtx-1050-ti
Surfaceに使われるdGPUはGeforce GTX 1050であり、ビデオメモリー2GBの製品になる。これが、Mだったらもう少し化け物感がアップしていただろう。
しかし、dGPU製品の性能が前世代から一気に数段上がっており、クリエーターから見れば、金さえあれば、手に入れたい代物になっているのは間違いないだろう。他社が出来ないことをやってのけている印象も強い。競合PCが、徐々に売れなくなるわけだ。このGPUという点では、モバイルとして言えば文句のないレベルと言える。
-CPU部-
その上、CPUは4コア化され、最上位Core i7-8650U(Kabylake-R)は、4コアになった。
1.90GHz(TB/4.2GHz/8MB)の性能は、
Core i7-7600Uの2コア。
2.80GHz(TB/3.9GHz/4MB)とは最小クロック時でも純粋なコア数とクロックの差だけで、8650の方が、35.7%高速になる。最大クロック時は、2.15倍に達する。性能では凄いものになる。
ただ、代償が全くない訳では無い。cTDPの性能は7.5W-25Wの7600Uに対して、10W-25Wへと変わる。しかもcTDPの最大値は同じ25Wであるが、実際のCPU電力に最大は2コアに対して最大1.8~2倍になるようだ。そういう点で、動的なオーバークロック(TB)での周波数は、多少上がりにくくなっているかもしれない。バッテリ持続時間への影響や発熱も多少気になるところだ。
持ち歩くような時に、電源設定をバランス以外で運用する人は少ないと思うが……
-評価-
この辺りから言えることは、本当にクリエーターやゲーマーでタブレットとしても使える、メインPCや仕事上どうしてもパフォーマンスが必要なサブPCを望んでいる人には、スペック上は、これ以外に選択肢はないほど素晴らしいPCであると言える。不具合などがなければ、良いパートナーになるだろう。
しかし、一方で所詮Geforce GTX 1050とCPUのコア数アップと言えばその程度でもある。
価格はかなり高いレベルなので、買ってもWeb閲覧ぐらいにしか使わないなら、こんなに高いPCを買う必要も無い。型落ちのSurfaceを安く買っても良い。そのぐらい、値段が高い。
<その他懸念事項>
後は、筐体が重いことだろうか?
1642g(dGPU+4コア)でディスプレイを裏返し、筐体にセットしてスタジオモードとして使うというのは、運用が大変そうだ。私が今使っているAtomベースのタブレットが、600g台なので凡そ1kg重たい。タブレットモードでも前の機種(Surface book)から考えると、100gは重いだろう。この重さで、NECパーソナルコンピュータや富士通のノートが買えるのは、ちょっと気になる。性能より、可搬性の場合はここがネックかもしれない。
それから、別売りのSurface Penを買うと最上位モデルは、42万ぐらいになる。そうなるように計算されているのだろうが、やっぱり高い。それから、Office 2016 Premiumは別売り(30日無料体験)であり、これを最初から付けると、数万円価格が上がると思われる。
OSが今の時点では、Windows 10 Pro Creators Update 64 bitとなっているのも気になる。今のところは、Fall Creators Updateで販売される訳では無いのだろう。
<全てはパフォーマンスのための2 in 1 PCだが、バンドルMS Office使いは注意。>
これは、前のSurface bookとは異なり、ディスプレイを裏返して接続するとスタジオ モードやビューモードが使えることにある。これは、dGPU利用者にとっては魅力的な機能だ。ただ、それを最大限活用するには、タッチペンや、それなりのクリエイティブソフトウェアを揃えて、本格的にクリエーションをするぐらいでなければ、もとを取るのは難しいぐらいに値段が高い。
もちろん、タブレットやPCとしても使えるため、GPUをInternal(内蔵/iGPU)のみにして、というのもあるが、それも最廉価が20万円台からというのは、かなり強気だ。NECや富士通のPCが買えるだろうし、LenovoやASUSのPCも買えそうだ。いろいろ活用目的を考えて選ぶのが良いだろう。
尚、これでもMSのストア価格ではSurface Book performanceの発売時点の価格よりは安い。(今、Surface Bookは、カートに入れると、カート内で割引きされる。)ただ、ディスクリートグラフィックスを選ぶ気も無く、Premium版のMS Officeが搭載された製品が欲しいなら、微妙だ。
何せ、今はバンドル版のOffice PremiumよりOffice 365 Solo(1年ライセンス/12,744円)をこれには推奨しているからだ。これ、Office 2016 Home Premiumなら、2年~2年半の利用単価である。Proでも3万ぐらいの単価だから、One Driveをばりばり使うとか、しなければ結構高い。
ここまで説明してくれる人は、世間には少ないだろうが、本当にこれはクリエーターやゲーマーなどには良い。また、会社環境などアプリケーションは自分(自社)で揃えるよという人には、本当に最高の一品かもしれない。
しかし、一方で個人の何でも出来る用途として、例えばオフィス付きの何でも出来るPCが欲しいと思っているなら、これは選ばない方が無難だろう。ちょっと高い。まだ、同じBTO系でもHPやらDellやらマウスコンピュータやらでOffice Premium付きを選択肢から選べるPCを買った方がよいだろうし、店頭でNECや富士通ブランドのOfficeロゴ付きを選んだ方がよいだろう。
そのぐらい、お値段も高く何でも出来そうで、性能も良いが、アプリケーション環境においては、デフォルトで使えるものは少なく、使う人を選ぶPCでもある。
そして、その中でも、恐ろしくブランド価格が高いのが、Microsoft Surfaceシリーズである。ちなみに、日本の売上げは、世界でもトップクラスと言われるほど、日本では売れているそうだ。私は、この値段だと決して購入することもないだろう。というか、ノートPCやタブレットPCにここまでの性能は求めない。デスクトップなら、多少高くても良いものを揃えるが、私にとってはノートやタブレットは、あくまで簡易的な編集や管理、デスクトップのデータを確認するためのツールぐらいでしかないからだ。昔なら、Surfaceでも買ったかもしれないが……最近はクラウド化も進んでいるので、必要性がなくなってきた。
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1086677.html
<15インチ版を日本発表しない理由>
ちなみに、MSは国内での15インチ版販売を今のところ予定していないようだ。たぶんその理由は、思った程売れない可能性が高いからだろう。この手のノートPCが評価されるのは、主に持ち運び用である。
一方で、国内では主に据え置きのDTRとなる15型クラスは、国内メーカーにライバルが多いこともあり、投入しないことにしたということと、売れない可能性があるという点があるのだろう。結局、DTRは価格面で安い製品も多いため、Microsoftというブランドだけでは売れるとは限らない。
後は、現状では世界的に販売在庫が確保しにくいという理由もあるのかもしれない。どちらにしても、13型の方が玄人向けの強気な価格帯であるSurfaceシリーズは売れる。
<8スレCPU/GeForce GTX 1050は魅力的か?>
-GPU部-
ちなみに、ディスクリートGPUを選んだ場合のGeforce GTX 1050は1050 Mobile(1050M)ではない。Mobile版だとデスクトップと同じGP107で、最大4GBのビデオメモリー(GDDR5-128bit)、640のShader Unitを備え、FP32の性能は最大で1.9TFlopsとなる。
https://www.techpowerup.com/gpudb/2917/geforce-gtx-1050-mobile
これは、デスクトップ版のGeForce GTX 1050より高性能である。
何故なら、モバイル版はTiがなく、1050以上1050Ti未満の数値で、クロックを調整しているからである。後は、ハードウェアの熱設計電力次第で、クロック数とメモリ容量が変わるのが、OEM専用であるモバイル版の特徴だ。
https://www.techpowerup.com/gpudb/2875/geforce-gtx-1050
https://www.techpowerup.com/gpudb/2885/geforce-gtx-1050-ti
Surfaceに使われるdGPUはGeforce GTX 1050であり、ビデオメモリー2GBの製品になる。これが、Mだったらもう少し化け物感がアップしていただろう。
しかし、dGPU製品の性能が前世代から一気に数段上がっており、クリエーターから見れば、金さえあれば、手に入れたい代物になっているのは間違いないだろう。他社が出来ないことをやってのけている印象も強い。競合PCが、徐々に売れなくなるわけだ。このGPUという点では、モバイルとして言えば文句のないレベルと言える。
-CPU部-
その上、CPUは4コア化され、最上位Core i7-8650U(Kabylake-R)は、4コアになった。
1.90GHz(TB/4.2GHz/8MB)の性能は、
Core i7-7600Uの2コア。
2.80GHz(TB/3.9GHz/4MB)とは最小クロック時でも純粋なコア数とクロックの差だけで、8650の方が、35.7%高速になる。最大クロック時は、2.15倍に達する。性能では凄いものになる。
ただ、代償が全くない訳では無い。cTDPの性能は7.5W-25Wの7600Uに対して、10W-25Wへと変わる。しかもcTDPの最大値は同じ25Wであるが、実際のCPU電力に最大は2コアに対して最大1.8~2倍になるようだ。そういう点で、動的なオーバークロック(TB)での周波数は、多少上がりにくくなっているかもしれない。バッテリ持続時間への影響や発熱も多少気になるところだ。
持ち歩くような時に、電源設定をバランス以外で運用する人は少ないと思うが……
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しかし、一方で所詮Geforce GTX 1050とCPUのコア数アップと言えばその程度でもある。
価格はかなり高いレベルなので、買ってもWeb閲覧ぐらいにしか使わないなら、こんなに高いPCを買う必要も無い。型落ちのSurfaceを安く買っても良い。そのぐらい、値段が高い。
<その他懸念事項>
後は、筐体が重いことだろうか?
1642g(dGPU+4コア)でディスプレイを裏返し、筐体にセットしてスタジオモードとして使うというのは、運用が大変そうだ。私が今使っているAtomベースのタブレットが、600g台なので凡そ1kg重たい。タブレットモードでも前の機種(Surface book)から考えると、100gは重いだろう。この重さで、NECパーソナルコンピュータや富士通のノートが買えるのは、ちょっと気になる。性能より、可搬性の場合はここがネックかもしれない。
それから、別売りのSurface Penを買うと最上位モデルは、42万ぐらいになる。そうなるように計算されているのだろうが、やっぱり高い。それから、Office 2016 Premiumは別売り(30日無料体験)であり、これを最初から付けると、数万円価格が上がると思われる。
OSが今の時点では、Windows 10 Pro Creators Update 64 bitとなっているのも気になる。今のところは、Fall Creators Updateで販売される訳では無いのだろう。
<全てはパフォーマンスのための2 in 1 PCだが、バンドルMS Office使いは注意。>
これは、前のSurface bookとは異なり、ディスプレイを裏返して接続するとスタジオ モードやビューモードが使えることにある。これは、dGPU利用者にとっては魅力的な機能だ。ただ、それを最大限活用するには、タッチペンや、それなりのクリエイティブソフトウェアを揃えて、本格的にクリエーションをするぐらいでなければ、もとを取るのは難しいぐらいに値段が高い。
もちろん、タブレットやPCとしても使えるため、GPUをInternal(内蔵/iGPU)のみにして、というのもあるが、それも最廉価が20万円台からというのは、かなり強気だ。NECや富士通のPCが買えるだろうし、LenovoやASUSのPCも買えそうだ。いろいろ活用目的を考えて選ぶのが良いだろう。
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何せ、今はバンドル版のOffice PremiumよりOffice 365 Solo(1年ライセンス/12,744円)をこれには推奨しているからだ。これ、Office 2016 Home Premiumなら、2年~2年半の利用単価である。Proでも3万ぐらいの単価だから、One Driveをばりばり使うとか、しなければ結構高い。
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